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2026.10.02

眠りと腸の、知られていない関係!

カテゴリ: 身体の不思議
眠りと腸の、知られていない関係!

塩川カイロプラクティックの関野です。

私は、以前より不眠症をはじめとした睡眠や自律神経の問題を抱える患者様を専門に施術をしていました。

さて、

小腸の長さは、6メートルほどあります。

そして内側の面積は、テニスコートほどの広さがあるといわれています。

こんなに長いものが、どうやってお腹に収まっているのか。 そしてなぜ、そんなに広い面積が必要なのか。

今日は腸と眠りの関係性についてお話ししていきたいと思います。

腸は特殊な形をしている

小腸の内側は、平らではありません。

まず、輪のようなひだが並んでいます。
そのひだの表面に、さらに細かい突起がびっしりと生えています。
そしてその突起の表面にも、もっと細かい突起が並んでいます。

三段階の折りたたみによって、 6メートルの管の内側が、テニスコートほどの面積になっているのです。

なぜそこまでするのか。

栄養を受け取る場所を、少しでも広くするためです。

私たちが口にしたものを、体に取り込めるかたちに変えて吸収する。 その作業のために、体はここまでの構造をつくりました。

意識していないところで、これほどの仕事が行われています。

腸は、夜に掃除をしています

食べたものが通り過ぎたあと、腸は休んでいるわけではありません。

空腹の時間になると、腸には強い動きが起こります。 残っているものを先に送り出していく、掃除のような動きです。

この動きは、食べ物が入ってくると止まります。

つまり掃除が進むのは、何も食べていない時間です。

もし夜遅くに食べる習慣があると、この時間が短くなります。
眠っているあいだ、腸はまだ消化の仕事を続けている。

・寝る直前に食べた日は、朝の目覚めが重い
・夜中に目が覚める
・朝、お腹が張っている

心当たりがあるようでしたら、腸が夜に働き続けていたのかもしれません。

そうすることで、睡眠の質は低下する恐れがあるのです。

腸と自律神経

腸は、自律神経の影響を強く受けています。

緊張しているときにお腹が痛くなる。 不安なときに下してしまう。

多くの方が経験されていることだと思います。

腸の動きは、休息モードの神経が優位なときに活発になります。 逆に緊張が続いていると、動きは鈍くなります。

だから夜に腸が働けるかどうかは、 夜にきちんと休息モードへ切り替われているかどうかとつながっています。

眠れていない方の多くが、お腹の調子についてもお悩みを抱えていらっしゃるのは、 偶然ではないのだと思います。

私が診させていただいた多くの不眠症の患者様も、お腹の調子の問題を抱えていらっしゃいました。

腸と睡眠と神経と背骨

腸に向かう神経も、背骨の中を通っています。

脳と体をつなぐ神経の流れが妨げられている状態を、 カイロプラクティックではサブラクセーションといいます。

この妨げがあると、休息モードへの切り替えがうまくいかず、 腸の働きにも影響が出ることがあります。

私たちはその妨げを見つけ、取り除いていきます。

腸を動かしているのではありません。 患者様の体が本来の働きを取り戻すための、妨げを減らしているだけです。

腸と睡眠で試してみたいこと

1つめは、眠る3時間前までに食事を終えることです。

難しい日もあると思います。 その場合は、量を減らすだけでも違います。

腸に消化の時間を残しておく、という考え方です。

2つめは、夜のカフェインとアルコールを見直すことです。

どちらも、腸の動きと眠りの深さの両方に影響します。

まずは、飲んだ日と飲まなかった日で翌朝を比べてみてください。

ご自身の体で確かめた事実は、どんな情報よりも確かなものになります。

意識していないあいだも、体はテニスコートほどの面積を使って働いてくれています。

夜には、あなたの体も心も、腸も休ませてあげることを意識してみてくださいね。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

大阪府出身。19歳よりスポーツトレーナーの専門分野を学び始める。後に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。また、不眠症をはじめとした睡眠障害の研究に打ち込む。様々な治療法を調べるうち、塩川満章先生に出会い、先生の助言のもと、都内の鍼灸院に勤務と同時に、シオカワスクールに入校。カイロプラクティックの素晴らしさを再認識し、現在は塩川カイロプラクティックにて施術を行う。スクールではインストラクターも担当しており、後進の育成にも力を入れている。皆様にもカイロプラクティックの魅力を提供できますよう、尽力いたします。

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