塩川カイロプラクティック塩川カイロプラクティック

2026.10.10

低気圧の時に眠りが浅くなったり、頭痛が出る時に考えてみたいこと

カテゴリ: 身体の不思議
低気圧の時に眠りが浅くなったり、頭痛が出る時に考えてみたいこと

塩川カイロプラクティックの関野です。

私は、以前より不眠症をはじめとした睡眠や自律神経の問題を抱える患者様を専門に施術をしていました。

 

「雨が降る前に、頭が痛くなるんです」

「天気が悪い日は、一日中だるくて」

こうしたご相談を、最近多くいただくようになりました。

そして多くの方が、こう付け加えられます。

「気のせいだと言われるんですけど」
「体質だと思ってはいるのですが」

体は、常に気圧の変化を感じ取っています

私たちの耳の奥には、「内耳」という器官があります。

音を聞くだけでなく、体の傾きやバランスを感じ取っている場所でもあります。

この内耳が、気圧の変化も感じ取っていると考えられています。

気圧が下がると、内耳がそれを感知する。
その情報が脳に伝わり、自律神経に影響する。

これが、天気による不調の仕組みとして説明されています。

つまり天気による心身の不調は、体質や癖の問題ではなく、
センサーが正しく働いている結果ともいえるのです。

ここで大事なことがあります。

天気の影響を受けやすい方は、体が鈍いのではありません。
むしろ、感じ取る力が強いのです。

・気圧が下がる前から分かる
・翌日の天気が体で予測できる
・季節の変わり目に必ず崩れる

こうした方は、センサーの感度が高い。

問題は感度ではなく、
感じ取ったあとに脳が、体の状態を正確に把握できていないことが問題なのです。

雨の日に眠くなったりだるくなるわけ

低気圧の日に眠気を感じたり、だるさを感じたりすることがあります。

これは、休息側の神経が優位になりやすいためだと説明されています。

体が休むモードに寄る。だから眠くなる。

そして本来、これは悪いことではありません。
天気が崩れる日に体が休みたがるのは、自然な反応です。

問題は、私たちの生活がそれを許さないことです。

眠いのに働かなければならない。
だるいのに動かなければならない。

その無理が、頭痛やめまいとして出てくることがあります。

眠りとの関係

天気による不調と眠りは、同じところでつながっています。

それは自律神経の切り替えです。

普段から切り替えがうまくいっている方は、 気圧が変化しても振れ幅が小さくて済みます。

逆に、日中の緊張が夜まで続いている状態が慢性化していると、 少しの変化で大きく自律神経は乱れてしまいます。

天気に振り回されやすい体は、夜に休みきれていない状態でもあるのです。

低気圧の不調にカイロプラクティックができること

自律神経は、背骨の中を通る神経とつながっています。

脳と体をつなぐ神経の流れが妨げられている状態を、 カイロプラクティックではサブラクセーションといいます。

私たちはその妨げを見つけ、取り除いていきます。

天気を変えることはできません。
けれど、天気に対する体の適応する力は、体自身が調整しています。

その調整の邪魔を減らしていくことが私たちにできることなのです。

今日から試せること

1つめは、気圧の変化を予測しておくことです。

気圧の予報が見られるアプリがあります。

不調が出てから「なぜだろう」と考えるのと、 前日から「明日は下がるな」と分かっているのとでは、
心の負担がまったく違います。

そして自分のパターンが見えてきます。

2つめは、崩れる日の予定を、あらかじめ軽くしておくことです。

無理をして耐えるより、初めから対策をする。

そして自律神経の負担になっている習慣がないかを見直してみる。

気圧の変化を感じ取れる体を、どうか責めないであげてくださいね。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

大阪府出身。19歳よりスポーツトレーナーの専門分野を学び始める。後に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。また、不眠症をはじめとした睡眠障害の研究に打ち込む。様々な治療法を調べるうち、塩川満章先生に出会い、先生の助言のもと、都内の鍼灸院に勤務と同時に、シオカワスクールに入校。カイロプラクティックの素晴らしさを再認識し、現在は塩川カイロプラクティックにて施術を行う。スクールではインストラクターも担当しており、後進の育成にも力を入れている。皆様にもカイロプラクティックの魅力を提供できますよう、尽力いたします。

コラム一覧へ戻る
pagetop