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2026.09.20

昼食のあとに眠くなるのは、食べたからではない!ー日中の耐えられない眠気ー

カテゴリ: 健康通信
昼食のあとに眠くなるのは、食べたからではない!ー日中の耐えられない眠気ー

塩川カイロプラクティックの関野です。

私は、以前より不眠症をはじめとした睡眠や自律神経の問題を抱える患者様を専門に施術をしていました。

・昼食のあと、猛烈に眠くなる。
・会議中、まぶたが落ちてくる。
・午後の資料が、まったく頭に入ってこない。

「お腹いっぱい食べすぎたからだ」

そう思っていらっしゃる方が多いのですが、実はそれだけではありません。

体には、午後に眠くなる時間が生まれた時から組み込まれています。

 

人の体内時計には、眠気が強くなる時間が一日に2回あります。

1回は夜。 そしてもう1回が、昼過ぎです。

つまり午後の眠気は、昼食のせいで起きているのではなく、 もともと体に組み込まれているリズムなのです。

昼食を抜いた日でも、午後に眠くなった経験はありませんか?

食事は眠気を強める要因にはなりますが、原因そのものではありません。

食後の眠気を強めているもの

 

そのうえで、食事の内容が眠気に影響することも確かです。

血糖の上がり方が急なほど、そのあとの下がり方も急になります。 このとき、強い眠気やだるさが出ることがあります。

・丼もの、麺類だけで済ませた日
・甘い飲み物を一緒に飲んだ日
・急いで食事をかき込んだ日

こうした日に眠気が強くなりやすいのは、そのためです。

順番を変えるだけでも変わります。
野菜やたんぱく質を先に口にしてから、炭水化物に進む。
それだけで、血糖値の上下はゆるやかになります。

ただし、耐えられない眠気は別の話です

ここは、はっきりお伝えしておきたいところです。

・運転中に、意識が飛びそうになる
・会話をしている最中に眠ってしまう
・7時間以上眠っているのに、日中ずっと眠い

このような場合は、夜の眠りの質そのものに原因があるかもしれません。

いびきをかいている、夜中に何度も目が覚める、朝の頭痛がある。

こうしたことが重なっているようでしたら、 一度、睡眠について相談されることをおすすめします。

日中の眠気は、体からのサインです。 我慢して押し切るものではありません。

眠気をコーヒーで消すということ

眠気を感じたとき、多くの方はコーヒーやエナジードリンクに手を伸ばします。

ただ、これは鳴っている警報のスイッチを切る行為に近い可能性があります。

報告は届かなくなりますが、足りていない睡眠そのものは残り続けます。
そして夕方以降のカフェインは、その夜の眠りをさらに浅くしていきます。

眠気を消した代償を、その夜に支払うことになる。 この循環が、日中の眠気を長引かせている場合があります。

私たちが見ている視点

 

日中の眠気でご相談にみえる患者様において、 私たちがみているのは背骨と神経の関係です。

脳と体をつなぐ神経の流れが妨げられている状態を、 カイロプラクティックではサブラクセーションといいます。

この妨げがあると、休息と活動の切り替えがうまくいかなくなることがあります。
夜に休みきれず交感神経が優位。そして日中には限界が来て、眠くなってしまう。

その妨げを取り除いていくと、切り替えは患者様の体が自身で行うようになります。

昼にしっかり目覚めていられることと、夜にしっかり眠れることは、 別々の問題ではなく、
同じひとつのリズムの表と裏なのです。

明日、試してみてほしいこと

 

1つめは、昼休みに15分だけ目を閉じることです。

眠らなくても構いません。目を閉じるだけで脳は休まります。 ただし30分を超えると、夜の眠りに影響することがあります。
15分で切り上げる「仮眠」は非常に有効的であり、休息を手助けてくれるでしょう。

2つめは、昼食のあとに5分だけ外に出ることです。

日中に光を浴びると、体内時計がはっきりと区切られます。 その日の夜、眠りのスイッチが入りやすくなります。

午後の眠気は、あなたの気合が足りないからではありません。

体が、正直に今の状態を教えてくれているだけです。

眠いことを精神的な堕落や、睡眠不足による嫌悪感につなげるのではなく、体からの優しいサインであることに気づき
質の良い睡眠を得ることを意識してみてくださいね。

幸せは、良い睡眠から。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

大阪府出身。19歳よりスポーツトレーナーの専門分野を学び始める。後に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。また、不眠症をはじめとした睡眠障害の研究に打ち込む。様々な治療法を調べるうち、塩川満章先生に出会い、先生の助言のもと、都内の鍼灸院に勤務と同時に、シオカワスクールに入校。カイロプラクティックの素晴らしさを再認識し、現在は塩川カイロプラクティックにて施術を行う。スクールではインストラクターも担当しており、後進の育成にも力を入れている。皆様にもカイロプラクティックの魅力を提供できますよう、尽力いたします。

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