実は椎間板が狭まる原因は『神経を守るため』の自己防衛

カイロプラクティックでは神経のサイクルを整えることを目的としています。なぜなら、体の情報を脳へ届けてあげれば、脳は決して間違いを犯さないからです。今回は、背骨のクッションである椎間板についてお伝えします。
ところで、人間は年を取ると身長が縮むという認識の方は多いのではないでしょうか。間違いを犯すはずのない脳がコントロールしている体で、なぜ身長が縮むのでしょうか。今回のコラムでは、そのカギを握る椎間板についてみていきましょう!
椎間板の重要性と役割とは?
椎骨一つ一つの間には椎間板というクッションがあります。椎間板は、水分を多く含んだ弾力性のある繊維軟骨でできています。
背骨が動くしくみ
一本の鉄の棒を想像してみてください。途中で曲げたりひねったりすることは難しいことが分かります。
一方、脊柱は、24個の骨とその間にある椎間板のおかげで、体を自由に動かせます。上体を倒したり、曲げたり、ひねったりすることが可能になります。
椎間板の構造
椎間板の中心には、髄核というゲル状の成分でできたベアリングのようなものがあります。その外側を、硬い繊維状の輪が何層にも覆っています。
この中心にあるゲル状のベアリングは、とても弾力性があります。スポンジのように吸水性が高くできています。圧力がかかれば、じわじわと水分を放出して縮みます。そして、圧力から解放させると再び水分を吸い込んで膨らみます。
水分の吸収・放出のはたらき
水分の吸収・放出にはとても重要な役割があります。椎間板には血管が通っていません。そのため、水分の吸収や放出を行いながら代謝を上げて、酸素や栄養などを行き渡らせています。
普段の運動では、歩行運動のような軽い運動が、椎間板の代謝を高めるのに効果的です。そのため、アジャストメント後は可能であれば歩くことをお勧めしています。
加齢で椎間板が薄くなる
一般的に、椎間板の水分は加齢とともに失われていくとされています。そして、重力によってつぶされると厚みがなくなり、背が縮んでしまいます。
24個の椎骨の間には23個の椎間板があります。つまり、この23個の椎間板が1㎜ずつ厚みがなくなれば、2.3㎝身長が縮むと言えます。
朝と夜で身長が変わる理由
逆に成長期を過ぎた大人が朝起きると背が伸びたように感じる場合もあります。これは夜寝ている間に重力から解放された椎間板に水分が戻るためです。朝起きると身長が伸びたように感じているだけです。
椎間板は全部で23個ありますから、仮に1㎜椎間板が厚くなれば2.3㎝身長が伸びると言えます。ただし、これは一時的なことです。日中活動していると、重力により椎間板に圧力がかかって元の身長になります。
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同じようなお悩みはありませんか?
塩川カイロプラクティック(銀座)では、初回に問診と検査で体の状態を確かめてから、今後のケアの流れをご説明します。初回の目安は1時間です。
年をとると背が縮む理由とは?
では、なぜ高齢者になると背が縮むのでしょうか?それは、背骨を支える筋力が劣ってしまうことが原因とされています。さらに、背骨を支える筋力が低下することによって背骨は不安定な状態になっていきます。
ここで背骨を1つの建物で考えて見ましょう。1階建ての平屋と24階建ての高層マンションでは、どちらが安定しているでしょうか。それは、1階建ての平屋になります。建物は階層が高くなればなるほど不安定になっていきます。
高層建築と背骨のちがい
スカイツリーなどの超高層な建造物は、地震などの衝撃に耐えられるようになっています。基礎の杭をスパイクシューズの靴底のような構造にしたり、中心部に制振構造の心柱を入れたりして、安定性を得ているのです。
しかし、人間の背骨は中に脊髄神経があるため、杭を入れることなどできません。背骨の役割は、『体の支持』と『体の運動』と『神経の保護』になります。
この中で生きる為に一番重要なものは、間違いなく『神経の保護』になります。人間は神経の流れがなければ生きていけません。
骨格が不安定になれば、必然的にバランスを崩しやすくなります。神経を損傷しやすい環境にもなってしまいます。この状態が長く続くと、脳はこれ以上神経を傷つけないようにします。そのため、椎間板を薄くして骨と骨を近づけ、その環境に順応していきます。
脳は間違ったことはしていません。これは、生きる為に最善を尽くした結果と言えます。その代償として、身長が縮んだり、クッション性がなくなったりします。上体の可動域の低下にも繋がっていきます。
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健康な椎間板の維持にカイロプラクティック・ケア
誰もがいつまでも自分の体を自由に動かしていたいと思っているでしょう。 特に、これからは100年時代といわれています。 ただ100年生きればいいというわけではありません。
そのためにも、日頃からカイロプラクティック・ケアを受ける必要があります。健康な椎間板を維持できれば、健康な背骨の維持に繋がります。すると、神経が守られ、神経のサイクルが正常になります。さらに、体の情報がしっかりと脳へ届きます。脳がすべてを調節し、本来の健康を維持することが可能になります。
100年時代を若々しく生き抜くために、ぜひ日々の生活にカイロプラクティック・ケアを取り入れてください。健康な体を手に入れましょう。
はじめての方からよくある質問
Q. 初めての場合、時間はどのくらいかかりますか?
問診票の記入やカウンセリング、検査を行い、ケアの最後にカイロプラクティックの説明と今後のケアの流れをお伝えします。目安として、初回は1時間とお考えください。
Q. どのくらいの期間、通うことになりますか?
状態によって差はありますが、当院では6ヶ月間を卒業の目安としています。神経の修復と回復にかかる期間をもとにした考え方です。
Q. アジャストメントは痛いですか?
基本的に痛みは生じません。お身体に痛みがある場合、姿勢によっては痛みを感じることもあります。その際は遠慮なくお伝えください。無理のない姿勢でケアを進めます。
Q. 健康保険は使えますか?支払い方法は?
日本にはカイロプラクティックの法律がないため、健康保険はお使いいただけません。クレジットカードでのお支払いは可能です。

執筆者塩川 雅士D.C.
1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。



