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2026.10.08

発熱は身体からのサイン―体調を崩したとき、身体とどう向き合うか

カテゴリ: 健康通信
発熱は身体からのサイン―体調を崩したとき、身体とどう向き合うか

こんにちは。塩川カイロプラクティック副院長の高島克哉です。

風邪やインフルエンザで熱が出ると、「早く下げたい」「早く普段の生活に戻りたい」と思いますよね。

先日私も全く同じような経験をしました。

仕事や家事、楽しみにしていた予定。やりたいことがあるほど、動けない時間をもどかしく感じると思います。

そんなときに、大切にしていただきたい視点があります。

発熱は、身体の中で何らかの変化が起きているサインだということです。

体温の数字だけでなく、「今、身体に何が起きているのか」「何を必要としているのか」にも目を向けてみましょう。

なぜ、熱が出る?

風邪やインフルエンザなどの感染症では、侵入したウイルスなどに対して免疫の仕組みが働きます。その反応に伴って体温が上がることがあり、発熱は感染に対する身体の防御反応の一部でもあります。

ただし、発熱の原因は感染症だけではありません。「熱が出たから風邪だろう」と決めつけず、ほかの症状や経過も確認することが大切です。

身体には、私たちが意識しなくても働いている仕組みがあります。発熱をきっかけに、その働きや身体の状態に目を向けることができます。

そして、考えて欲しいのは、「身体は決して無駄なことをしない」ということ。

身体が発熱しているのは、「意味があって行われていること」だということに一度立ち返ってみてください。

なぜ今、身体は熱を出してくれているのか?

それを考え、感謝することができた時、身体に対する向き合い方は180度変わります。

熱の数字だけでなく、身体全体を見る

体調を崩したときは、つい体温計の数字に意識が向きがちです。

しかし重要なのは、「なぜ発熱をしたか」です。

身体の状態を知るためには、次のようなことも大切な手がかりになります。

・最近家事や育児・仕事を頑張りすぎていなかったか?

・住む環境や職場環境などの変化はなかったか?

・人間関係のストレスなどで無理をしすぎていなかったか?

このように「どこかで無理をしていなかったか?」を自分自身に問いかけてみてください。

発熱も立派な身体からのサインです。

身体からのサインを受け止めるとは、こうした変化を確認し、感謝し、これからに活かすことです。

今の身体に必要なことを選ぶ

熱があるときは、十分な休養と水分補給が基本になります。予定を減らし、眠れる時間を確保し、水分をこまめに取りましょう。

また、つらさが強いときには、医師や薬剤師に相談し、適切に薬を使うことは必ずしも悪いことではありません。

発熱が防御反応の一部だからといって、苦しさを我慢し続ける必要はありません。自宅で休んでいても改善しない、あるいは悪化する場合は、医療機関へ相談してください。

「今日もいつもどおり頑張る」ではなく、「今日の身体に合わせて行動を選ぶ」。

休むことも、相談することも、自分の身体を大切にするための行動です。

身体と向き合う時間を、日常にも

元気なとき、私たちは身体が動くことを当たり前に感じてしまいます。

仕事に集中できること。

趣味を楽しめること。

大切な人と一緒に過ごせること。

その毎日を支えているのが、自分の身体です。

そして、その身体は常に自分の身体を100%維持しようとし続けてくれています。

だからこそ考えて欲しいのが、「発熱にも意味がある」ということ。

発熱は、身体から発せられた

「最近無理しすぎてない?」

「ちょっと身体には限界が来てるから休んでね」

などというサインかもしれません。

体調を崩したことを責める必要はありません。感染症には、気をつけていてもかかることがあります。それでも、今回の経験をきっかけに、普段の睡眠や休養、身体の変化への気づきを振り返ることはできます。

「早く元に戻りたい」に加えて、「これから身体をどう大切にしていこうか」。

そんな視点を持っていただけたらと思います。

自分の人生を本気で楽しむために、身体にも丁寧に向き合う。発熱というサインを、その一歩にしてみてください。

高島 克哉

執筆者高島 克哉

神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。

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