ストレスから体を守る副腎とカイロプラクティックケア!

新型コロナウィルスの影響で、これまでとは違った生活様式を強いられました。そんなストレスと深く関わる臓器が、副腎です。
そのため、なんとなく疲れが抜けないという方も多いと思います。
私たち人間には本来、環境の変化に「適応」する能力が備わっています。
それなのに、なぜ疲労が抜けないという現象が起こるのでしょうか?
今回は、疲労と密接な関係がある副腎に注目します。そして、カイロプラクティックとの関係性をみていきましょう!
体の中の製薬工場!?
私たちの体の中には、副腎という豆粒大の臓器があります。
副腎は両側の腎臓の上に位置する、7~8gの内分泌器官です。
とても小さな臓器ですが、驚くほど重要な機能を備えています。
現代社会には、さまざまなストレスがあります。
このストレスに対抗するために、副腎から分泌されるホルモンが活躍してくれます。
ストレスの種類
ここでいうストレスとは、精神的なものだけではありません。
例えば、外気温の変化や騒音などの生活環境の変化があります。
また、偏った食生活、持病や感染症、外傷、不安、恐怖など多岐にわたります。
問題は、これらのストレスが体内炎症を起こす恐れがあることです。
その炎症が、さらなる体内不調に繋がります。
通常であれば、体はこれらのストレスに適応できます。副腎から分泌されるホルモンが作用するためです。
副腎ホルモンの種類
副腎から分泌されるホルモンには、いくつか種類があります。
大きく分けると、副腎皮質ホルモンと副腎髄質ホルモンです。
副腎皮質ホルモンは、ステロイド系です。コルチゾール・アルドステロン・副腎アンドロゲンなどがあります。
一方、副腎髄質ホルモンには、アドレナリンやノルアドレナリンがあります。
ストレスへの体の反応
体にストレスがかかると、交感神経が興奮します。
すると、アドレナリンが分泌され、血圧や血糖値の上昇・心拍数の増加が起こります。
同時に、脳の視床下部から、あるホルモンが分泌されます。副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンという長い名前のホルモンです。
このホルモンは、脳の下垂体から副腎皮質に伝わります。
これらの過程を経て、抗ストレス作用や抗炎症作用のあるコルチゾールが分泌されます。
こうして、さまざまなストレスに適応しようとします。
副腎疲労とは
人間はこのようにしてストレスに適応しようとします。
しかし、この状態が長く続くと副腎が疲弊してしまいます。
これがいわゆる「副腎疲労」です。
副腎疲労の影響
また、副腎はやる気を高める生理作用をコントロールしています。
さらに、性ホルモンなども分泌しています。
そのため、慢性的な副腎疲労になると、性欲の後退につながります。
女性ではPMS(月経前症候群)などにもつながってしまいます。
さらに、副腎などのホルモン分泌器官は、他の分泌器官とも密接に関係しています。
例えば、甲状腺の問題や血圧の問題など、多岐にわたり影響を及ぼしてしまいます。
また、副腎の疲労は食べ物の消化・吸収とも密接な関係があります。
副腎の疲れが “万病の元” とも言われるのは、そのためだとされています。
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同じようなお悩みはありませんか?
塩川カイロプラクティック(銀座)では、初回に問診と検査で体の状態を確かめてから、今後のケアの流れをご説明します。初回の目安は1時間です。
一般的な副腎疲労からの回復とは!?
一般的な回復方法としては、やはり規則正しい生活が大切だといわれています。
その中でも、食生活の見直しは重要視されています。
回復を助ける食事
良質のたんぱく質や脂質を摂取することは、副腎の回復に効果的といわれています。
代表的なものは、イワシやアジなどの青魚です。
青魚と野菜の力
青魚には、タンパク質の他にオメガ3系の良質の脂質が多く含まれています。
また、オリーブオイルなどに含まれるオメガ9系の脂質は、体内の炎症を抑えます。
そのため、副腎の疲れが気になる人には役立つとされています。
魚には、重金属などの有害物質が多く含まれている場合があります。
それらを解毒する肝臓のためにも、さまざまな色の野菜を取ると良いとされます。
野菜に含まれる色素や苦みなどには、抗酸化作用や抗アレルギー作用があります。
そのため肝機能の助けになります。結果、副腎の負担を減らすことにつながるとされています。
ビタミン・ミネラルと水分
その他に、副腎疲労の人はビタミンB群やミネラルが不足しがちです。
そこで、それらを多く含む食品を多めに摂ることも有効とされています。
具体的には、豚肉・卵・貝類・海藻類・玄米などです。
さらに、人間の体は60%が水分でできているといわれています。
そのため、体の代謝を高めるには、水分を一日1.5~2ℓ摂ると良いとされます。
避けたい食材
逆に、副腎疲労につながってしまう食材もあります。
例えば、血糖値を急激に増加させる砂糖類や、小麦などに含まれるグルテンです。
また、乳製品に含まれるカゼインも挙げられます。
さらに、食品の添加物や遺伝子組み換え食品もあります。
これらの食材は、体内に炎症を起こす可能性があります。
特に副腎疲労の人は、過敏に反応する場合があります。
コーヒーの摂り過ぎ
また、近年は健康に良いとされるブラックコーヒーがあります。ただし、カフェインが大量に含まれています。
カフェインなどの化学物質は、副腎を刺激します。そして、コルチゾールの分泌を促します。
しかし、副腎疲労の人が摂り過ぎると、さらなる副腎疲労に繋がってしまいます。
この状態は、例えるなら絞り切った雑巾をさらに無理やり絞る行為と同じです。
つまり、副腎疲労がさらなる副腎疲労を生む悪循環に陥ってしまいます。
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カイロプラクティックで回復力アップ!
体を回復させ、ストレスから守るうえで、副腎という臓器はかかせない存在です。
一般的に回復というと、健康的な食事や良質の睡眠をイメージする方も多いでしょう。
「外」に向かう意識
決して間違った考え方ではありません。
私たちの細胞一つ一つのエネルギーは、毎日の食事から生み出されています。
また、睡眠は体のメンテナンスに欠かせないものです。
しかし、この考えが行き過ぎると、自然治癒力から遠ざかってしまいます。自然治癒力は、人間が本来持っている力です。
意識が「外」を向く理由
例えば、良質の睡眠を取るために、この枕が良い、このベッドが良いと考えます。
さらに、このサプリメントや栄養ドリンクが良いとも考えます。
なんでも手に入る便利な時代です。だからこそ、私たちの意識はつい「外」に向いてしまいます。
しかし、本当の健康とは、私たち人間の「内」なる力、つまり自然治癒力です。
どれだけ良い枕やベッドを選んでも、役に立ちません。神経のサイクルが正常に働いていなければ、意味がないのです。
サプリメントや栄養ドリンクなどは、本来ある自然の食べ物とはかけ離れたものです。
仮にそれらが健康に良い物だとしても、体内に吸収できなければ意味を持ちません。
体の「内」なる声に耳を傾ける
では、体の「内」なる声に耳を傾けるとは、どういうことでしょうか。
寝る前のスマホと睡眠
先ほどの睡眠の話に戻しましょう。
寝床に入ってから、テレビやスマホを見る習慣がある人は多いかもしれません。
しかし、これらの行為が睡眠の妨げになっているのはご存知でしょうか。
テレビやスマホなどの電気信号の刺激が目から入ると、交感神経が刺激されます。
交感神経とは、日中、体が活発に動くときに働く神経です。
そのため、睡眠時に交感神経優位になるのは良い状態とはいえません。
そして、睡眠時まで交感神経が優位になると、さらなる副腎疲労に繋がってしまいます。
意識が「外」を向く落とし穴
健康のために選んだ枕やベッドの中でこのような行為をするのは、本末転倒です。
健康に対する意識が「外」に向いていると、このような事態に陥りがちです。
このように、健康を意識するときは、体の「内」に意識を向けることが大切です。
また、カイロプラクティックで考える健康とは、単に痛みがないことではありません。
体の「内」に意識を向ければ、神経のサイクルが何より重要だと分かります。痛みや違和感だけではないのです。
「内」を向く意識
痛みなど体の違和感は、何かがおかしいという、体からあなたへのSOSのサインです。
意識が「内」を向いていれば、この重要なサインを見逃しません。
しかし、意識が「外」に向いていると、すべて「外」のせいにしてしまいます。体に違和感が出たときもそうです。
例えば、あの枕が悪い、あのサプリメントが合わなかった、といった具合です。
環境の変化に適応する力
外の環境は絶えず変化しています。
また、私たち人間の体も絶えず変化しています。
人間は本来、その変化に適応する力を持っています。
ただし、意識が「外」を向くか「内」を向くかで、結果は大きく違ってきます。環境の変化への選択が変わるためです。
意識が「外」に向いているのと「内」に向いているのとでは、決定的な差が生まれます。
さらに、私たち人間は地球上でもっとも賢い動物です。
しかし、賢いがゆえに間違いを犯してしまいます。
間違いを犯さないために
では、間違いを犯さず健康を維持するには、どうすればよいのでしょうか。
それには、神経のサイクルを正常に整え、体の情報を脳へ届けることが重要です。
そうすれば、私たちの脳は決して間違いを犯しません。
生まれながらの力
私たちがこの先どれほどの知識を身につけても、生まれながらに備わっている力には及びません。
その力は、あなたが生まれる時に、母体の中で280日かけて人間を作り上げた力です。
そして、その力はあなたの脳に存在しています。
神経のサイクルを正常にし、健康に対する意識を「内」に向けましょう。
そして、健康な体をより健康にしていきましょう!

こんなときは、医療機関へ
強い疲れが長く続く、体重が急に変わる、めまいや立ちくらみがある、気分の落ち込みが続くといった場合は、自己判断せず、まず医療機関を受診してください。ホルモンの病気が隠れていることもあります。
はじめての方からよくある質問
Q. 初めての場合、時間はどのくらいかかりますか?
問診票の記入やカウンセリング、検査を行い、ケアの最後にカイロプラクティックの説明と今後のケアの流れをお伝えします。目安として、初回は1時間とお考えください。
Q. どのくらいの期間、通うことになりますか?
状態によって差はありますが、当院では6ヶ月間を卒業の目安としています。神経の修復と回復にかかる期間をもとにした考え方です。
Q. アジャストメントは痛いですか?
基本的に痛みは生じません。お身体に痛みがある場合、姿勢によっては痛みを感じることもあります。その際は遠慮なくお伝えください。無理のない姿勢でケアを進めます。
Q. 健康保険は使えますか?支払い方法は?
日本にはカイロプラクティックの法律がないため、健康保険はお使いいただけません。クレジットカードでのお支払いは可能です。

執筆者塩川 雅士D.C.
1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。



