塩川カイロプラクティック塩川カイロプラクティック

2026.10.16

更年期に眠れないのは歳のせいではありません!

カテゴリ: 健康通信
更年期に眠れないのは歳のせいではありません!

塩川カイロプラクティックの関野です。

私は、以前より不眠症をはじめとした睡眠や自律神経の問題を抱える患者様を専門に施術をしていました。

「この年になって、急に眠れなくなって」

「夜中に汗で目が覚めるんです」

40代後半から50代の患者様から、よくお伺いするご相談です。

そして多くの方が、

「気の持ちようだと言われるんですけど」

「年齢の問題だから仕方ないですかね」

とおっしゃいます。

何が起きているのか

女性ホルモンの分泌が、このいわゆる更年期という時期に大きく変わります。

そしてこのホルモンは、婦人科系に関わることだけではありません。

・体温の調節
・血管の広がり方
・自律神経のバランス
・眠りに関わるホルモンの働き

これらのことにも、広く関わっています。

ホルモンの分泌が減っていく過程で、体温調節が不安定になります。

急に暑くなる。
汗が出る。
そして、そのあと過剰に冷える。

これが夜に起こると、眠りが途切れることがあったり
寝つきが悪くなるケースがあるのです。

眠れない理由は、ひとつではありません

いわゆる更年期に眠りにくくなる理由は、いくつも重なっています。

・急な発汗や火照りで目が覚める
・体温が下がりきらず、寝つきが悪くなる
・自律神経の切り替えが不安定になる
・夜中のトイレが増える
・気分の落ち込みや不安が強くなる時期と重なる

この時期は生活の変化も重なりやすい場合もあります。

親の介護や子どもの独立、仕事の責任など。

体の変化と生活の変化が、同時に訪れることもあります

「そういう年だから」「生活が変わってきたから」で終わらせない

よく聞くのが、この言葉です。

「更年期だから仕方ない」
「忙しい時期だから疲れている」

たしかに、この時期の変化そのものは自然なことです。
避けられるものではありません。

さまざまな環境要因が影響を及ぼすこともあります。

しかし、ここで重要なことは、そういった環境の変化やホルモンバランスに対して
適応する力が非常に重要になってくるのです。

私たちがみているところ

ホルモンの分泌を調節しているのは、脳とその関連する臓器につながる神経です。

そして体温調節も、自律神経の仕事です。

脳と体をつなぐ神経の流れが妨げられている状態を、 カイロプラクティックではサブラクセーションといいます。

私たちはその妨げを見つけ、取り除いていきます。

ホルモンを増やすことを目的としているのではなく、ご自身の力でホルモンバランスを調整できる状態を作り出すこと。

その体が変化に適応していく力の、妨げを減らしていくのです。

適応するのは、いつでも患者様の体です。

今夜から試せること

1つめは、寝具と寝間着を、脱ぎ着しやすい形にすることです。

急に暑くなり、そのあと冷える。 この波に合わせて調節できることが、夜中の目覚めを短くします。

厚い掛け布団1枚より、薄いものを重ねるほうが対応しやすくなることが多いです。

睡眠の環境を様々な方法を試してみて、人それぞれのオーダーメイドの睡眠環境を見つけていくことも重要です。

2つめは、火照りが出た時刻を記録することです。

夜中に起きた時刻を、覚えている範囲で構いません。

2週間ほどで、自分の波が見えてきます。 ご自身のことを知る良いチャンスです。

眠れないのは、あなたが弱いからでも、年齢のせいでもないのです!

関野 貴友

執筆者関野 貴友

大阪府出身。19歳よりスポーツトレーナーの専門分野を学び始める。後に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。また、不眠症をはじめとした睡眠障害の研究に打ち込む。様々な治療法を調べるうち、塩川満章先生に出会い、先生の助言のもと、都内の鍼灸院に勤務と同時に、シオカワスクールに入校。カイロプラクティックの素晴らしさを再認識し、現在は塩川カイロプラクティックにて施術を行う。スクールではインストラクターも担当しており、後進の育成にも力を入れている。皆様にもカイロプラクティックの魅力を提供できますよう、尽力いたします。

コラム一覧へ戻る
pagetop