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2020.12.14

カイロプラクティック・ケアで幸せホルモンを解放!

カテゴリ: 健康通信
カイロプラクティック・ケアで幸せホルモンを解放!

新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大で外出しなくなり、自然と触れ合う時間が極端に減ったという方は多いのではないでしょうか。

自然と触れ合う時間が減ったことで、最近リラックスしてない、睡眠の質が悪くなった、体内時計が乱れていると様々な所に影響が出ているのかもしれません。

今回のコラムでは、自然と触れ合うことで体にどのような影響があるのか、そして様々なストレスに対してカイロプラクティックでどのよういな効果が期待できるのかを解説していきます。

ストレスには自然との時間が有効

過度なストレスは人体にとっては負担となります。 例えば、一年中同じ気温に設定されたオフィス内、長時間のデスクワーク、人工的な光や音に囲まれた生活が挙げられます。

これらの現代では当たり前となっている環境こそが人体にとって大きなストレスとなっています。 人は自然からかけ離れるほどに健康への影響を受けてしまいます。

しかし、上記のような環境は現代人にとっては欠かすことのできない文明の象徴ともいえます。 現代人のほとんどは、このような文明がなければ生活ができないといっても過言ではありません。

そのようなストレスを解消する上で、自然と触れ合うというのは有効な手段と言えます。

では自然と触れ合うとはどのような行為でしょうか。 畑作業などは自然と触れ合っていると想像できると思いますが、忙しい現代人にはなかなかハードルの高い作業といえるでしょう。

庭いじりも自然と触れ合っているといえますが、誰しも家にお庭があるわけではありませんし、庭いじりもそれなりに時間の確保が必要になります。

自然から離れてしまった現代人は自然との時間を作るというと難しく考えがちですが、自然と触れ合うとはとても簡単なことになります。

自然とはその名の通り、太陽の光、風のそよぎ、外の変化する気温、四季の変化や花の香りなど自然界の動きそのものを指します。

デスクワークが続いているようなら、一日5分でも散歩の時間を作って自然と触れ合ってみるものいいですね!

そして人工的な文明がストレスといいましたが、それの何がストレスなのかといえば神経のサイクルを阻害してしまうことになります。

夜になっても明るいという環境は自然からはかけ離れています。 その中で生活をしていると人間はどうなるのでしょうか。

例えば、夜になっても明るい室内でテレビやスマートフォンを見ていると、それだけで交感神経が優位に働きます。 これがいわゆる自律神経の乱れに繋がり、直接的に神経のサイクルが乱れてしまう原因にもなりえまず。

このように神経のサイクルが乱れる原因は外傷だけの問題ではなく、現代社会では当たり前となっていることも要因となります。

なので痛みがないからカイロプラクティックを受ける必要はないというのは賢い選択とはいえません。 実はカイロプラクティックは自然哲学に基づいた療法となります。

神経のサイクルが正常に機能していることも自然なことであり、人間の持っている治る力も自然なこととなります。 そういった本来の機能が失われていることこそ、もっとも自然からかけ離れた状態となります。

カイロプラクティック・ケアを受けて、体を自然に近づけることこそが、もっともストレスを感じない状態と言えます。

幸せホルモンのセロトニン

人体にとって欠かすことができないものに『ホルモンの働き』というものがあります。 私たち人間は、普段の体調や精神状態などホルモンの影響を大きく受けています。

ホルモンとは体のさまざまな分泌腺から出るものですが、その中で注目したいのが小腸から分泌される代表的な”セロトニン”というホルモンがあります。

セロトニンは別名幸せホルモンとも言われ、人間が感じる幸福感などに大きく影響します。 美味しい物を食べて幸せだなと感じるのは、このセロトニンの作用によるものとなります。

人間は幸せを感じると、それに連動してレプチンやトリプトファンといった別の幸せホルモンの分泌をも促します。 それは脳にリラックス効果を与え、体の隅々まで癒す原動力にもなります。

セロトニンの分泌は、その全量のおよそ90%が小腸から分泌されます。 つまり幸福感を感じたい場合、小腸を健康に保つことが重要になります。

このセロトニンが人体に与える作用でもう一つ注目したい点があります。 セロトニンは夜睡眠時に必要なホルモンとなります。

このセロトニンの材料となるのはメロトニンというホルモンで、太陽光を浴びることで分泌されます。 メロトニンが分泌されてから15時間後くらいにセロトニンが生成されます。

朝日を浴びることにより体内時計をリセットできるというのはメロトニンの分泌からセロトニンの生成までの時間が決められているからになります。

この体内時計も神経のサイクルが重要となります。 体内時計は自律神経によってコントロールされています。

自律神経とは交感神経と副交感神経のことで、日中と夜のオンオフを切り替える時にもっとも重要なものとなります。

カイロプラクティック・ケアとセロトニンの関係性

つまりカイロプラクティックで神経のサイクルを整えて、太陽光などの自然と触れ合うことで健康な小腸を保ってセロトニンの分泌を促すということは、睡眠の質をも向上させて脳がよりリラックスできるようになります。

こうしたホルモンの分泌で一番重要なものが神経となります。

神経とは体の各組織同士が連携を取り合うために必要な物であり、ホルモンバランスは脳が体全体の状態を把握することで適正な量が分泌されます。

ホルモンの分泌は多すぎても少なすぎても、その役割を果たすことはできません。 小腸を含む腸群は、その神経細胞の数から第二の脳といわれたりします。

腸群の神経細胞はおよそ1億個あります。 その神経細胞の数から脳から独立して動くといわれていますが、腸群と脳は迷走神経によってしっかりと連携を取っています。

そして脳の神経細胞の数はおよそ140億個になります。 脳が体の司令塔といわれるのは数字の上でも明白になります。

カイロプラクティックは神経と脳の専門家であり、神経のサイクルを正常に機能させることを目的としています。 美味しい物を食べて幸せだなと感じることも、神経のサイクルが正常に機能していればこそとなります。

せっかく美味しい物を食べたなら栄養素もしっかり吸収したいですよね! 私たちの健康には日々の食事はかかせません。

食事を摂るということは、命のサイクルに触れるという自然な行為になります。 毎日の食事や自然との触れ合いに感謝し、自身の体から幸せホルモンを分泌できれば健康な体にも感謝することができます。

健康な消化器系を手に入れるには神経のサイクルを整えることがなによりも重要になります。 皆さんも、日頃のケアにカイロプラクティックを取り入れて、幸せホルモンを解放しましょう!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。2007年から2016年の間、某大手運送会社で統括運行管理者として勤務。その中で遭遇した数多くの事故を通じて、命の尊さや体調管理の重要性と向き合う。歩けないほどの腰痛に見舞われるが、カイロプラクティックを受け改善。カイロプラクティックを学ぶことを決意しシオカワスクール入学にする。現在は塩川カイロプラクティック治療室で副院長として施術を担当し、地元である神奈川県藤沢市での施術も行っている。また48年続くシオカワスクールでは講師/インストラクターを担当し、後任の育成にも力を入れて活動している。

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