立ち上がりの腰痛は身体からの大切なサイン!
椅子から立ち上がろうとした瞬間、「痛っ」と声が出そうになる。座っている間は平気なのに、立ち上がるその一瞬だけ腰に痛みが走る。そんな経験はありませんか?
座っている時や寝ている時は痛くない。歩き出すと落ち着いてくる。だからこそ「立ち上がる瞬間だけ気をつければ、大きな問題ではない」と、そのままにしてしまいがちです。
しかし、一つだけ覚えておいて欲しいことがあります。
それは、「身体は決して無駄なことをしない。」ということです。
特定の「動き」でだけ痛みが出るというのは、身体からのとても重要なサインなのです。
たくさんの腰痛と向き合ってきた経験から
初めまして。副院長の高島克哉です。
私が塩川カイロプラクティックに入る前は、世田谷区で開業をしており、たくさんの慢性腰痛患者様と向き合ってきました。また、高齢者から学生まで、年代問わず多くの自律神経のお悩みにも寄り添ってきました。
立ち上がりの腰痛は、どうにか改善したい時間ですが、まず知っておいてほしいことがあります。それは、その感覚そのものが身体からの大切なサインだということです。
なぜ「立ち上がる瞬間」だけ痛むのか
座っている姿勢は、腰椎が丸まり、股関節が深く曲がった状態です。その状態から立ち上がるときには、腰椎・骨盤・股関節が、短い時間の中で一気に姿勢を切り替える必要があります。
このとき、背骨や骨盤の一部がスムーズに動いてくれれば、負担は複数の関節に分散されます。しかし、どこか一部分の動きが乏しくなっていると、その分の負担を、瞬間的に周囲の関節や筋肉が肩代わりすることになります。
座っている間は痛くない。歩き出せば楽になる。それは、静止している間や、繰り返しのリズムの中で身体がうまく代償できている一方で、「動きが切り替わる瞬間」にだけ、その代償が追いつかなくなっているというサインでもあります。
見過ごされやすいサイン
立ち上がる瞬間の腰の痛みは、次のようなことと合わせて起こっていないか、確認してみてください。
・寝起きや立ち上がった直後、数歩〜数分は腰が伸びきらない
・長く座っていたあとほど痛みが強く出る
これらは、骨盤や腰椎(腰の骨)含めた身体全体の動きのバランスに耳を傾ける必要があるサインです。
一部分の「動けなさ」を見つけること
塩川カイロプラクティックでは、こうした特定の動きだけで痛みが出る状態でも、身体全体の影響を考慮して考えます。
そして、背骨や骨盤の傾きなどにより神経系の働きが乱れた状態である「サブラクセーション」という視点から評価します。
痛みが出ている瞬間の動作や、痛みが出ている箇所だけを見るのではなく、
・体表温度検査
・視診
・静的触診
・動的触診
・レントゲン評価
の5つの検査項目を用いて「科学的かつ再現性のある検査」を行い、根本原因であるサブラクセーションを特定していきます。
そのうえで、神経系の働きが乱れている場所に対して、必要なタイミングで、正確なアジャストメントを行う。
それによって、身体が本来持っている自然治癒力を100%発揮できる状態にすることを目指しています。
立ち上がる瞬間の痛みを「毎回のことだから」とやり過ごす前に、一度、自分自身の身体の声に耳を傾けてみてください。

執筆者高島 克哉
神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。



