塩川カイロプラクティック塩川カイロプラクティック

2021.02.09

健康長寿にカイロプラクティックが必要不可欠!

カテゴリ: 健康通信
健康長寿にカイロプラクティックが必要不可欠!

近年、人生は100年と言われる時代となりました。 できたら長生きするのであれば健康な体でと思う人は多いのではないでしょうか?

今回のコラムでは、健康で長生きする為に、カイロプラクティックがどのように関係しているかをお伝えしていきます。

人間の寿命は何歳が限界?

現在、人間の寿命の限界は120~130歳とされています。 では、なぜ120~130歳が限界なのでしょうか。

人間の体は細胞でできています。 その細胞一つ一つが生きていて寿命があります。 ですが、ほとんどの細胞は細胞分裂によって再生されます。 この細胞分裂が人間の寿命と密接な関係があります。

動物、植物、菌類など細胞内に細胞核を有する生物のことを真核生物と言います。 この真核生物の寿命の鍵を握っているのは、染色体のテロメアという部分になります。

テロメアは、細胞複製時のエラーを防いだり、染色体を保護したり、安定化させる働きを持っています。

一方、細胞が1回分裂するごとに、先端が切り取られ、少しずつ長さが短くなっていきます。 人間が産まれたとき、テロメアの配列は約15000ほどですが、35歳でその数は半分まで減少し、6000を下回ると染色体が不安定になります。

さらに2000まで低下するとそれ以上、細胞の遺伝情報を傷つけないため細胞分裂できなくなります。 これが細胞の老化と関係しています。

このテロメアで左右される細胞分裂の限界数は生物種ごとに異なり、人間の場合は約50回だとほぼ決まっています。

この限界数は長寿で有名なカメの場合、なんと108回になります。 このことからも細胞分裂の回数と寿命の関係は深いと言えます。

しかし、最近になってテロメアの長さを伸ばすことのできるテロメラーゼという酵素を生成する遺伝子が発見されました。 これを人体に取り入れる事ができれば、寿命が200~300歳まで延ばせる可能性があると論理上推測されています。

それが良いことなのか悪いことなのかは賛否両論ありそうですが、テロメアがすべての老化現象の原因ではないため、まだ研究すべき課題は残されているというのが現状になります。

背骨と寿命の関係性

では、ここまで説明したテロメアが人間の寿命と深い関わりがあるというのなら、背骨を使って間接的に神経にアプローチをするカイロプラクティックと寿命は一見すると関係がないように思えます。 しかし、そうではありません。 背骨と寿命には大きな関係があります。

カイロプラクターは神経と脳の専門家になります。 体の情報がしっかりと脳に伝われば、脳はすべてを調節して、全身の調和が取れるようにしてくれます。 この全身の調和というものが細胞の寿命の長さにも関係しています。

体はすべて細胞でできています。 骨も、内臓も、神経も、脳でさえ細胞の集合体になります。 細胞一つ一つがエネルギーを発していて、細胞同士が連携することで、全身の機能が正常に働くことが可能になります。

しかし、脳が体の情報をしっかりと受け取れなければ、全身の調和が乱れ、ひいては細胞一つ一つが効率よく働けなくなります。

すると、細胞一つ一つに余計な負担がかかるので、その分細胞の疲労が早まり細胞は死滅します。 そうなれば、本来必要なかったかもしれない分裂をして体を維持しようとします。

人間の細胞分裂の回数は、ほぼ50回と決まっていますから、必然的に寿命が縮まってしまうことが言えます。

定期的にカイロプラクティック・ケアを受けて、健康な背骨を維持することは長寿にも繋がるといえるのではないでしょうか。

体内不調は体からあなたへのSOSのサインです。そのシグナルを敏感に感じ取り、背骨を調節することで神経のサイクルを正常にし、脳へ正しい情報を届けましょう。

健康な背骨が維持できれば、神経がしっかりと守られ、体の情報はしっかりと脳へ届きます。 脳にしっかりと体の情報が届けば、脳が体のすべてを調節してくれます。

すると全身の調和が取れるので、細胞のエネルギー効率が良くなります。 エネルギー効率が良くなれば、細胞に余計なストレスがかからなくなるため、細胞分裂の回数が最低限に抑えられるます。

結果、長寿に繋がることが言えます。 それも、ただの長寿ではありません。 健康な体を維持しての長寿になります。

100歳生きれても、不健康では人生を楽しめませんよね。 健康な体を維持することで、人生を楽しみ健康長寿を全うしましょう!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。2007年から2016年の間、某大手運送会社で統括運行管理者として勤務。その中で遭遇した数多くの事故を通じて、命の尊さや体調管理の重要性と向き合う。歩けないほどの腰痛に見舞われるが、カイロプラクティックを受け改善。カイロプラクティックを学ぶことを決意しシオカワスクール入学にする。現在は塩川カイロプラクティック治療室で副院長として施術を担当し、地元である神奈川県藤沢市での施術も行っている。また48年続くシオカワスクールでは講師/インストラクターを担当し、後任の育成にも力を入れて活動している。

コラム一覧へ戻る
pagetop