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2026.01.30

なぜトイレやお風呂にまでスマホを持ち込んでしまうのか。

カテゴリ: 健康通信
なぜトイレやお風呂にまでスマホを持ち込んでしまうのか。

「ちょっとトイレ行ってくる」

立ち上がったその手には、当たり前のようにスマホが握られている。

湯船に浸かりながら、濡れた指でSNSをスクロールし続ける。

 

これは現代の問題と言えるかもしれません。

好きなアニメや映画を見たり。
「時間を無駄にしたくない」と、
湯船の中で友人への返信や仕事の連絡を返したり。

SNSを見たり、ネットサーフィンをしたり。

常に誰かと繋がり、何かをこなしていないと気が済まないという方も多いと思います。

 

一見、時間を有効に使っているようにも見えます。

 

しかし多くの人は、ただ時間の空白を恐れているだけなのです。

 

私たち大人が失いつつある「何もしない時間」の価値について
考察してみたいと思います。

 

「効率」の裏で失ったもの

 

現代の多くの人はトイレやお風呂という
完全なる1人の時間にまで情報を詰め込むことで、

「生産的であること」に安心感を覚えていました

いわゆる「タイムパフォーマンス」に縛られているのです。

 

しかし実際は、逆効果なことがほとんどです。

脳は常に情報の雨を浴び続け、興奮状態で休まる暇がない。

 

その積み重ねが、
偏頭痛や、寝ても疲れが取れない、眼精疲労がつらい。

というような慢性疲労の原因になることもあるのです。

 

お風呂やトイレといった、
本来なら自分一人で「内側」に向き合うべき時間にまで、
スマホという「外側」を持ち込んでしまう。

 

これでは、インサイドアウト(内側からの回復)は起こりません。
休憩なんて全くできません。

一息つくことすら許されません。

脳はキャパオーバーになってしまいます。

 

 

「退屈」は最強のクリエイティブ時間であり自分と話す時間

 

何もしない時間が続くとソワソワしてしまうことはありませんか。

何か生産的なことをしなきゃ!という焦燥感です

 

でも、一人の時間で情報を絶つとわかることがあるはずです。

「空白の時間こそ、最高のアイデアが降ってくる」

「空白の時間こそ、自分のことを考えられる」

 

脳内の雑音がなくなり、
ふと。未来の自分のことが考えられたり、
今の悩みの解決策が浮かんだりするのは、
決まってこの「何もしない時間」です。

 

情報を遮断し、ただお湯の温かさを感じる。
そして自分の体と対話し、あとは委ねる。

そのリセットの感覚こそが、明日への活力を作るのです。

 

「受信」ばかりしていませんか?

 

スマホを見ている時、私たちは常に「受け身」です。

誰かが作ったコンテンツ、誰かが発信した情報を受け取るだけ。
そこには、あなた自身の意思や思考が入り込む余地がありません。

自分から能動的に何かを考えたり、楽しみを見出す力。

それを損なわないためにも、時には強制的に受信することをオフにする必要があります。

 

どうか空白を怖がらないでください。

それは、空っぽの時間ではなく、
あなた自身を取り戻すための贅沢な時間です。

 

もし今日、お風呂やトイレに行く時、無意識にスマホを手に取ってしまったら。
勇気を出して、机に置いていってみてください。

 

そこには、久しぶりに出会う「本当のあなた」が
待っているはずですから。

 

ぜひ今夜のお風呂は「デジタルデトックス入浴」に挑戦してみましょう。

スマホを脱衣所に置き、湯船の中で3回だけ深く深呼吸をする。
それだけで、翌朝の脳や心の軽さは劇的に変わるでしょう。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

大阪府出身。19歳よりスポーツトレーナーの専門分野を学び始める。後に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。また、不眠症をはじめとした睡眠障害の研究に打ち込む。様々な治療法を調べるうち、塩川満章先生に出会い、先生の助言のもと、都内の鍼灸院に勤務と同時に、シオカワスクールに入校。カイロプラクティックの素晴らしさを再認識し、現在は塩川カイロプラクティックにて施術を行う。スクールではインストラクターも担当しており、後進の育成にも力を入れている。皆様にもカイロプラクティックの魅力を提供できますよう、尽力いたします。

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