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2020.11.17

『健康』への第一歩は、体の内側に意識を向ける事から

『健康』への第一歩は、体の内側に意識を向ける事から

健康になるために様々なこと試してきたけれど、結局自分の体に合うものが分からないという経験はありませんか?

多くの人は健康を意識する時、外に意識を向けます。 例えば、適切な運動法、ダイエット法、栄養のある食事、サプリメント、十分な睡眠や休息などなど。

しかし、天気や季節が変化するのと同じように、外の環境は常に変化しています。 そして、私たちの体も常に変化し続けています。 変化し続けているものに毎回対応させようとするから“健康”という答えを見つけることができません。

今回のコラムでは、カイロプラクティックの視点から考える健康への在り方を解説していきます。

内に意識を向ける

そもそも私たちの体は自然から生まれました。では、どのような生き方が最も自然な生き方かといえば、自然の流れに従った生き方になります。

川の流れの中で生きているのですから、川の流れに従って生きることが「自然な生き方」になります。

川の流れの中にいれば、力を入れなくても前へ進むように、力を入れなくても自然と前に進んでいきます。 努力しなくても、頑張らなくても自然とできます。

花は、咲くことに一生懸命になっているでしょうか?
わざわざ勉強しているでしょうか?
努力をしているでしょうか?
頑張っているでしょうか?

いいえ、花は自然に従って咲いています。花は自然に従って生きているから、美しく咲くことができます。

私たち人間も同じことが言えます。 努力しなくても、頑張らなくても、勉強しなくても自然にできること、それは24時間休むことなく私たちの体の事だけを考え、常に味方になってくれている存在になります。

暑い日には体から熱を取り除くために血管を拡張させ汗をかく体温調節、体が酸素を必要とすれば、心拍を上昇させ、体の隅々に酸素を送る血液循環、怪我をしても傷を治癒させてくれる自然治癒力、ウィルスや細菌と戦う免疫システムなどなど、、、。

体外/体内の環境が変化した瞬間から、その新たな環境に適応するために、私たちの体は常に考え、活動しています。

健康はもうすでに生まれながらにして私たちの中に存在しています。 まず意識を内側に向け、自分と向き合うことこそ本当の健康への第一歩ではないでしょうか。

塩川 雅士D.C.

執筆者塩川 雅士D.C.

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。

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