塩川カイロプラクティック塩川カイロプラクティック

2026.09.11

すべり症を、諦めない

すべり症を、諦めない

私自身、腰椎すべり症による腰の不調に悩みながら生きてきました。

夜も眠れない日が続き、高校野球をやっている中でも腰痛に苦しみながら、それでも野球を続けてきました。痛みが気になってストレスを抱え続ける日々。それは、社会人になってからも変わりませんでした。

だからこそ、今伝えたいことがあります。

「すべり症があるから、一生この痛みと付き合うしかない」と、すぐに諦めてほしくない。それが、この記事で一番お伝えしたいことです。

たくさんの腰痛と向き合ってきた経験から

はじめまして。副院長の高島克哉です。

私は、塩川カイロプラクティックに入る前は、世田谷区で開業をしており、たくさんの慢性腰痛患者様と向き合ってきました。また、高齢者から学生まで、年代問わず多くの自律神経のお悩みにも寄り添ってきました。

そして当院でも同じように、たくさんのお悩みと向き合っていく中で、繰り返し感じてきたことがあります。それは、「骨がすべっている」という画像上の情報だけで痛みのすべてが説明できるわけではない、ということです。

「骨がすべっている」と聞くと、その画像だけが痛みの原因であり、もう元には戻らないように感じるかもしれません。しかし、画像上の変化と、実際の痛みや身体の動かしにくさは、必ずしも一致するわけではありません。

大切なのは、すべっている骨「だけ」を見ないこと

すべり症と向き合うときに大切なのは、すべっている骨だけを見るのではなく、身体全体がどのように働いているのかを確認することです。具体的には、

・骨盤や腰椎はどんな状態なのか?

・その状態を身体がどのようにかばっているのか?

・神経の働きに乱れが生じていないか?

といった視点から、身体を見ていきます。

カイロプラクティックでは、神経の機能が乱れ、回復力が働かない状態を「サブラクセーション」という視点から評価していきます。

例えば右側の骨盤がサブラクセーションを起こし、うまく機能しない状態が続けば、身体は反対側を過剰に動かすことで、その不足を補おうとします。これは、身体を守るための代償作用です。

しかし、その状態が長く続けば、骨盤や腰椎にねじれや偏った負担が繰り返されます。椎間板は本来、圧力を受け止める役割を持っていますが、強い圧迫とねじれが重なる動作には注意が必要です。

だからこそ、痛みのある場所だけを追いかけるのではなく、検査によって身体の機能を丁寧に評価することが重要になります。

カイロプラクティックの目的は、「骨を無理に元へ戻すこと」ではない

ここで、一つお伝えしておきたいことがあります。カイロプラクティックの目的は「すべった骨を元へ戻すこと」ではないということです。また、すべり症そのものが治ると断定できるものでもありません。

私たちが行っているのは、5つの検査(レントゲン評価、体表温度検査、視診、静的触診、動的触診)を通して、身体のどこに問題があるのかを見極めることです。答え合わせではなく、確信を持てるまで一つひとつの所見を照らし合わせていく。そのうえでサブラクセーションに対して、正確なアジャストメントを行います。

目指しているのは、身体が本来持っている力を発揮しやすい環境づくり

治すのはカイロプラクターではありません。人間の身体には、自ら環境に適応し回復しようとする力があります。

科学的かつ再現性のある検査を通した見極めと正確なアジャストメントの積み重ねによって、私たちが目指しているのは、その本来身体に備わっている回復しようとする力が発揮されやすい環境を整えていくことです。

すべり症という診断名があっても、身体全体としてどのように機能しているかは一人ひとり違います。だからこそ、画像だけで結論を急がず、今の身体がどのような状態にあるのかを丁寧に検査することから始めてほしいと思っています。

「すべり症だから仕方がない」と諦める前に

「すべり症だから仕方がない」と諦める前に、今の身体がどのような状態にあるのか、一度しっかり調べてみてください。

画像上の診断名だけで、あなたの可能性まで決まるわけではありません。

まずは、簡単なセルフチェックから始めてみましょう。

①足の長さが違う

②お尻の筋肉の硬さが非対称

③背中の筋肉(腰の筋肉)の片側が張っている

こうしたサインは、身体のどこかが偏った負担をかばい続けているサインかもしれません。

夜も眠れないほどの腰痛を抱えながら高校野球を続けていたあの頃の私に、もし今伝えられるとしたら、こう言いたいと思います。

すべり症を、諦めない。

一つでも当てはまる方は、ぜひ当院でお待ちしています。

高島 克哉

執筆者高島 克哉

神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。

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