すべての肩こりには意味がある!
日本人の成人の3人に1人が肩こりで悩まされていると言われています。高齢になればなるほど肩こりを訴える人口は高くなると言われ、70歳以上の高齢者では2人に1人の割合とまで言われます。もはや肩こりは「国民病」とも言えるでしょう。
今回のコラムでは、肩こりに対する正しい知識とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。
日本人の成人の3人に1人が肩こりで悩まされていると言われています。高齢になればなるほど肩こりを訴える人口は高くなると言われ、70歳以上の高齢者では2人に1人の割合とまで言われます。もはや肩こりは「国民病」とも言えるでしょう。
今回のコラムでは、肩こりに対する正しい知識とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。
一般的な治療は炎症を抑えて痛みを軽減させる鎮痛薬、筋肉の緊張を緩めて血流を改善する筋弛緩薬、筋肉の疲労をやわらげ神経機能の回復を促すビタミン剤などが挙げられます。また湿布や塗り薬なども処方されますが、一時的に症状は緩和されても根本的な改善には至りません。
肩こりの原因として、冷え性や血行不良、デスクワークや家事などといった長時間の同一姿勢、様々なストレスからの精神的な不安、運動不足、眼精疲労、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどといった体の外における外的要因が考えられます。
それらの外的要因を見直し改善することが肩こりの対策法とされていますが考えてみてください。
もし外的要因が肩こりの原因だとしたらなぜ肩こりになる人とならない人がいるでしょうか?ここで重要なことは、肩こりの予防策として外的要因だけに意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。
そもそも肩こりは私たちの体が危険な状態にあることを知らせてくれる大事なシグナルです。
デスクワークのような長時間座っている姿勢をしていれば、必ず肩が凝ってくるものです。それ以上長く座っていることで体に負担がかかり危険が生じてくることを私たちの体は教えてくれているのです。
カイロプラクティックでは体の内に問題の根本原因が存在していると考え、肩こりに対してアプローチしています。
肩こりで悩まされている人の多くは筋肉が硬直しています。その原因として、頭部や頚部へのストレスが大きく関係しています。
人間はストレスを受けると、そのストレスに抵抗するために交感神経が刺激されます。その結果血管の収縮が続き、血流が滞り、疲労物質がたまって筋緊張が起きます。そして”凝り”や”重だるさ”などの症状につながります。
これが初期の身体のシグナルになります。この初期のシグナルの時に軽い運動やストレッチや休息をとることによって自然に解消されることが多いですが、そんな簡単な事ではありません。
肩こりで悩んでいる人のほとんどは慢性化しているため、運動でかえって肩こりがひどくなってしまい、寝て体を休ませても肩こりが解消されなくなります。
そのまま初期のシグナルを放置し肩こりが慢性化してくると、筋緊張が続くため脳の自己調整力によって回復を図ります。すると今度は逆に副交感神経が優位になり、副交感神経が刺激されるとプロスタグランジンというホルモンを使って血流を促し、炎症させる作用で痛みが伴います。
つまり肩がガチガチに凝って重たくなった部分が痛く感じるのは、組織の修復や回復をさせようとして体が起こす「正常な反応」になります。すべての痛みや凝りには必ず意味があります。
私たちの体が頭を支えるために自ら筋肉を硬直させ、コルセットのように不安定な場所を補強してくれているのも、体の防御反応の1つです。ここで重要なのが、脳と神経と体の繋がりになります。
サブラクセーションによって脳と体のサイクルに異常があると、脳が体の状態を把握できず適切な対処を行うことができなくなってしまいます。生活習慣を見直しどれだけ凝っている筋肉をほぐしたとしても肩こりの根本改善にはなりません。
神経を介して脳と体のサイクルが正常であれば、脳がしっかりと問題個所を把握でき、修復と回復が正常に行われ、自らの体でスムーズに治癒することができるのです。 カイロプラクティック・ケアによって肩こりの根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう。
首や肩、頭痛がなくなりました。
右膝の痛みも感じていないです。
生理痛も以前より軽くなっています。
初回から3回目ほどは、身体が怠くなったり眠たくなったりしましたが、翌日の状態は悩みの部分である首、肩、腰が楽になりました。また少しずつではありますが、骨盤の位置が変わってきたのか脚の内側の距離が縮まっていて、立った時の脚の間が近づいているように感じています。脚が真っすぐきれいに見えてきて嬉しいです。