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うつ病

うつ病は心だけの問題ではなく神経も関係している

うつ病は心だけの問題ではなく神経も関係している

日本人は欧米人に比べるとうつ病の発症率が低いというデータもありますが、それでも12カ月有病率1~2%、生涯有病率3~7%と言われています。

パーセンテージにするとそんなものかと思うかもしれませんが、厚生労働省が実施している患者調査によれば年々増加傾向にあります。

1999年には44.1万人だったものが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と著しく増加しています。また男女比としては、男性よりも女性の方が割合が大きいとされています。

今回のコラムでは、うつ病に対する正しい知識とカイロプラクティックとの関係性をお伝えします。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • ちょっとしたことで気分が落ち込んでしまう
  • 不安なことがあるわけではないのに眠れない
  • いつも体がだるく気力が湧かない
  • 何をしても楽しめない
  • 感情の浮き沈みが激しい

一般的なうつ病に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法

一般的な治療としては休息、薬物療法、カウンセリングが主となります。うつ病は心の病、つまり脳のエネルギーが欠乏している状態とされています。心の病は目に見えないため周囲の人に理解を得にくく、それがさらなるストレスとなります。

うつ病の主な原因は解明されていないのが現状ですが、もっとも大きな要因は『環境要因』だと言われています。人間関係のトラブル、家庭関係のトラブル、職場関係のトラブル、引っ越し、転職、妊娠、死別、離別など私たちの周りでは様々な『環境の変化』が起こります。

それらの外的要因を見直し、改善することがうつ病の対処法とされています。しかし考えてみてくだい。もし外的要因がうつ病の原因だとしたら、なぜうつ病になる人とならない人がいるのでしょうか?

ここで重要なことは、うつ病の対策として外的要因だけに注目するのではなく、体の内に意識を向ける事になります。周囲の環境だけではなく、私たちの体は常に変化しています。

毎回その変化に対応し続けるのは大変な作業になります。だからこそうつ病の対策として体の内に意識を向けることが大切になります。カイロプラクティックでは体の内に問題の根本原因が存在していると考え、うつ病に対してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ

一般的にいわれているうつ病は『脳のエネルギーが欠乏している状態』とされています。欠乏とは、必要なものがかけている、不足していることを指します。

脳からはセロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンといった人の感情に関する情報を伝達する物質、いわゆるホルモンが分泌されます。また男女比の割合では、女性の方が多くみられるというデータもあり、それには女性ホルモンのエストロゲンが関係しているとされています。

エストロゲンが減少すると、同時にセロトニンも減少します。セロトニンは別名・幸せホルモンと呼ばれていて多幸感などを感じる為には欠かすことのできないホルモンとなります。つまり『脳のエネルギーが欠乏している』とは、ホルモンの分泌に異常があると言えます。

こうしたホルモンの分泌で一番重要なものが神経となります。神経には、体の各組織同士が連携を取り合うために必要な組織であり、脳が体全体の状態を把握することでホルモンのバランスが保たれ適正な量が分泌されます。

ホルモンの分泌は多すぎても少なすぎても、その役割を果たすことはできません。疑うべきは脳と体を繋ぐ神経システムになります。

神経システムを阻害するものがサブラクセーションになります。サブラクセーションによって脳と体の神経のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところでうつ病の根本改善には至りません。

カイロプラクティック・ケアによって脳と体の神経のサイクルが正常であれば、外的要因であるストレスや不安を受けても体は交感神経のスイッチを入れることで対応します。

生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し適切にホルモン分泌の指示を出し対応してくれます。だからこそ神経の流れを整える事が体の健康を維持するためには重要になります。

そもそも、うつ病は体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルになります。その大切なシグナルをごまかすのではなく、しっかりと体の内から見つめ直すことが大切になります。

カイロプラクティック・ケアによってうつ病の根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう。

うつ病の症例紹介case introduction

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