塩川カイロプラクティックの企業ビジョン/インサイドアウト健康文化という考え方
インサイドアウト健康文化とは?
塩川カイロプラクティックでは、治療や施術を行う前に、ひとつ大切にしている考え方があります。
それが、「インサイドアウト健康文化」 です。
少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは特別な人のための考え方ではありません。
むしろ、誰もが本来持っている感覚を思い出すための健康観です。
健康は「外から与えられるもの」でしょうか?
私たちはこれまで、
・体調が悪くなったら、どこかで治してもらう
・不調があれば、誰かに判断してもらう
・健康は、専門家が管理するもの
そんな考え方の中で生きてきました。もちろん、医療や専門家の存在はとても大切です。
ただ一方で、こんな気持ちを抱いたことはないでしょうか。
「ちゃんと通っているのに、どこか不安が残る」
「よくなったはずなのに、安心できない」
「自分の体のことなのに、よく分からない」
それは、あなたが悪いわけではありません。健康を“外に預けすぎる社会”の中で、当たり前に起きていることなのです。
インサイドアウト健康文化とは?
インサイドアウト健康文化とは、健康を「外から与えられるもの」ではなく、内側から育っていくものとして捉える考え方です。
人の体には、本来、
・バランスを取ろうとする力
・回復しようとする力
・自分にとって必要な調整を行う力
が備わっています。
インサイドアウト健康文化では、この体の内側にある力を信じ、尊重することを健康の土台として考えます。
不調は、体からの「メッセージ」
インサイドアウト健康文化では、不調を「敵」だとは考えません。
もちろん、痛みや違和感はつらいものです。我慢すればいい、という話ではありません。
ただ、不調を「体が何かを伝えようとしているサイン」として捉える視点を大切にします。
・少し無理をしていませんか
・休む時間は足りていますか
・心と体がズレていませんか
体は、あなたより先に気づき、あなたを守ろうとして反応していることがあります。
塩川カイロプラクティックの原点
塩川カイロプラクティックの創始者である塩川満章 D.C. は、長年の臨床を通して、一貫してこう考えてきました。
「あなたの作った力が身体を癒す」
だからこそ、体を無理にコントロールするのではなく、体の働きを邪魔しないことを何よりも大切にしてきました。
この考え方が、現在の塩川カイロプラクティック、そしてインサイドアウト健康文化の原点です。
アジャストメントは「きっかけ」
私たちが行うアジャストメントは、体を無理に治すためのものではありません。
それは、体が本来持っている力が働きやすくなるための“きっかけ”です。
整う力そのものは、あなたの体の内側にあります。私たちは、そのスイッチが入りやすい環境を整えるサポート役でありたいと考えています。
大切なのは「体と対話する」という視点
インサイドアウト健康文化で何より大切にしているのは、「自分の体の声に耳を傾けること」です。
難しいことは必要ありません。
・今日は少し疲れている
・今日は無理をしない方がよさそう
・今は休みたい
そう感じること自体が、体との大切な対話です。正解を探す必要はありません。まずは、感じることからで十分です。
私たちが目指しているのは「新しい健康観」
塩川カイロプラクティックが目指しているのは、単に不調をなくすことではありません。
・自分の体を信じられるようになること
・体の変化に気づけるようになること
・健康を“人任せ”にしなくなること
そんな新しい健康の在り方が、日常に根付いていくことです。
これが、私たちが大切にしているインサイドアウト健康文化です。
健康は、誰かにもらうものではありません。
あなたの内側から、育っていくものです。
この考え方が、あなたの毎日に少しでも役立てば幸いです。
さらに深く知りたい方へ
この記事でお伝えしたインサイドアウト健康文化の考え方は、塩川カイロプラクティックだけの特別なものではなく、日々の暮らしの中で、誰もが育てていける健康観です。
より深く、「体の内側と向き合うこと」「からだの声に耳を傾ける日々」について綴った連載を、NOTEでも公開しています。
日常の中でインサイドアウト健康文化を実践するためのヒントとして、ぜひご覧ください。
▶︎ インサイドアウト健康文化 ― からだの内側に還る日々
https://note.com/masashi_1212/m/m853ab17e7caa

執筆者塩川 雅士D.C.
1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。



