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慢性疲労

なんと日常生活で6割の人が疲れを感じてる!

なんと日常生活で6割の人が疲れを感じてる!

国民意識調査では疲労感を認めた人はなんと66%、そして年々その人口は増加しています。 今まででは「一晩の睡眠で疲労感は回復する」という認識から「疲労感が続いて一向に改善しない」という認識に変わってきているのが現状です。

子ども(中学生以下)においても、30日以上の疲れを訴える小・中学生が20%にも及ぶという報告などもあり、まさに日本は疲労大国であるといっても過言ではない状況になっています。

慢性疲労の症状は人それぞれ異なり、その原因を特定することが非常に困難な病気の1つになります。

今回のコラムでは、慢性疲労に対する正しい知識とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 朝起きても気力が出ない
  • 午前中は体が重だるくて何もできない
  • 集中力の低下や物忘れがひどくなる
  • 筋肉痛のようなだるさがずっと続いている
  • 原因不明の微熱が続く
  • 疲れているのに寝れなくて睡眠薬が手放せない

一般的な慢性疲労に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法

病院での検査をいくら行なっても異常が見つからなく、原因が特定できない時に診断されることが多いのが慢性疲労症候群(ChronicFatigueSyndrome=CFS)と言われています。

一般的な治療は薬物療法が中心でおこなわれます。睡眠障害を改善する眠剤、抗うつ薬、抗不安剤、非ステロイド抗炎剤などのお薬が処方されますが、一時的に症状は緩和されても根本的な改善には至りません。

そもそも慢性疲労の原因は明らかになっていない病気の1つです。様々なストレスからの精神的な不安、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、急な環境の変化などといった体の外における外的要因が考えられます。

それらの外的要因を見直し、改善することが慢性疲労の対策法とされていますが、考えてみてください。もし外的要因が慢性疲労の原因だとしたらなぜ慢性疲労になる人とならないひとがいるでしょうか?

ここで重要なことは慢性疲労予防策として外的要因に意識を向けるのではなく、身体の内に意識を向けることです。日常生活において様々なストレスを受けますし、生活習慣が乱れる事や天気や環境が変化することもあります。

毎回それらの変化に対応し続けるのは大変な作業になります。だからこそ慢性疲労症の対策として身体の内に意識を向けることが大切になります。そもそも慢性疲労は身体の内からのシグナルです。身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルになります。

カイロプラクティックでは身体の内に問題の根本原因が存在していると考え、慢性疲労症候群に対してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ

特に注目したいのがホルモンバランスになります。

私たちの身体(臓器、筋肉、リンパ、血管、皮膚、関節)は、司令塔である脳と全身に張り巡らせている神経によりコントロールされています。その中でも身体を機能させる為に必要なホルモンの生成や分泌を行っている副腎という臓器があります。

副腎はホルモンの生産分泌、免疫、炎症、胃酸のコントロールなど多くの働きがあり、どれ1つをとっても健康には欠かすことのできない役割があります。その重要な働きがある副腎は、様々なストレスから私たちを守るホルモンを分泌しています。その1つが「コルチゾール」になります。

これから「コルチゾール」と「疲労」の関連性について解説していきましょう。

私たちが何らかのストレスを受けるとコルチゾールは分泌量を増やします。その作用で血圧を上昇させ、ストレスという非常事態に対応するための「闘争」もしくは「逃避」に備えます。

つまりストレス時に分泌されるのは身体がストレスと感じている環境に適応するための反応になります。「ストレスホルモン」という呼び名で誤解されることも多いのですが、コルチゾールはストレスへの対処に不可欠な大切なホルモンになります。

私たちの身体から作られるホルモンは必要な分だけ生成され必要な時に分泌します。自律神経の交感神経が優位になる事で一定量のホルモンが分泌され、逆に副交感神経が優位になり就寝前になると分泌を減少させます。

しかし脳が身体の状態を把握することができなければ、適切なホルモンの分泌がスムーズに行われず、慢性疲労に関連した様々な症状が現れます。

ここでカイロプラクティックケアが重要になります。脳と神経と身体のサイクルが正常であれば、外的要因であるストレスや不安を受けても身体は交感神経のスイッチを入れることで対応しています。

生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し適切なストレスホルモンを分泌し、その環境に対応してくれます。サブラクセーションによって脳と身体のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところで、慢性疲労の根本改善には至りません。

そもそも慢性疲労は身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切な身体のサインになります。その大切なサインをただ薬で隠すのではなく、しっかりと自分の身体の内側と向き合いましょう。

カイロプラクティック・ケアによって慢性疲労の根本原因を取り除き、健康的な身体を取り戻しましょう!

慢性疲労の症例紹介case introduction

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