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ホットフラッシュ

ホットフラッシュの根本的な原因は自律神経のバランスが乱れ!

ホットフラッシュの根本的な原因は自律神経のバランスが乱れ!

30代後半~50代の女性の実に50%以上が更年期症状に悩まされています。とくに50代では7割以上の女性がなんらかの更年期症状で悩まされています。

更年期症状で悩んでいる人の中でも顔のほてりやのぼせ、気温に関係なく汗が止まらなくなる、「ホットフラッシュ」で悩んでいる人の割合は6割以上になります。

更年期の症状はどれも周囲の人の理解が得難く、ストレスを感じてしまう人も多くいます。中でもホットフラッシュは大量の汗をかいてしまうなど周囲の人の目も気になり人生を楽しめなくなってしまいます。また、ホットフラッシュで悩んでいる人の多くは症状だけではなく「周囲の人に理解されない」という不安や不満も抱えています。

今回のコラムでは、カイロプラクティックがどのようにホットフラッシュに対してアプローチしているのかを解説していきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 突然、頭と顔に大汗をかくので恥ずかしくて人前に出られない
  • 体温の調整がうまくできないのでいつも洋服に悩む
  • 夜寝る時に手足は冷えるのに顔だけはほてっている感じがしてなかなか眠れない
  • 汗をかいた後の体の冷えがつらい
  • いつも周りの人からも変な目で見られている気がしている

一般的なホットフラッシュに対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法

更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の急激な減少が原因になります。更年期障害の一種であるホットフラッシュも同様に女性ホルモンの分泌が著しく減少すること起こります。

一般的な治療法としてはホルモン補充療法(HRT)でエストロゲンを補ったりしますが、この方法はある程度の期間を続けると乳がんや子宮がんのリスクが増加する可能性があります。

それ以外でも、不正出血、頭痛、嘔吐、むくみ、腹痛などの副作用が問題視されています。一般的には、サプリメントを摂ることも有効とされていますが、そのほとんどが加工され添加物を多く含み、自然由来の原料でないことがあります。

また食事療法で大豆製品に含まれているイソフラボン(植物性エストロゲン)が有効であるといわれていますが、なかなか食べ物から補うことには限界があります。

その他の治療には、ヒーリングミュージックを聞いたり、アロマを焚いたり、睡眠時間の確保やヨガで適度に体を動かすなどリラックスできる環境作りが求められますが、どれも根本的な解決とはなりません。

このように考えてみると、ホットフラッシュに対してどのような対策をすればいいのか分からないで悩んでいる女性が多いというのが現状になります。

ここで重要なことはホットフラッシュの対策として外的要因に意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることになります。日常生活では様々なストレスを受けますし、生活習慣が乱れることや環境の変化もあります。

その度にそれらの変化に対応し続けるのは大変な作業になります。だからこそホットフラッシュの対策として体の内に意識を向けることが重要になります。

脳と体を繋ぐ神経のサイクルに異常があると、どれだけ生活習慣を見直しストレスを無くしてもホットフラッシュの改善とはなりません。

そもそもホットフラッシュは、体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切な身体のシグナルになります。カイロプラクティックでは体の内に根本原因が存在していると考え、ホットフラッシュに対してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ

通常、閉経後数年もすると卵巣から分泌されるホルモンの量は激減し、その量はエストロゲンで40%程度に落ち込み、プロゲステロンはなんと0%と更年期には卵巣からは全く分泌されなくなります。

エストロゲンは、「妊娠の準備」や「女性らしい体を作る」働きがあります。高齢とともに妊娠しにくく、女性らしい体型が崩れてくるのはエストロゲンの低下が関係しています。

プロゲステロンは、「妊娠を維持」する働きがあります。このプロゲステロンは体温をつかさどっている脳の体温中枢に作用を及ぼし基礎体温を上げる働きもあります。しかし、加齢とともにプロゲステロンの分泌量は低下し、同時に体温も低下していきます。

では更年期に発症するホットフラッシュの症状である、「ほてり」「のぼせ」「発汗」は、体温が低下しているのになぜ起こるのでしょうか?

それは、脳でコントロールしている女性ホルモンと自律神経が関係しているからになります。適切な女性ホルモンの分泌は、脳が体の状態を把握し子宮や卵巣に指令を送ってホルモン分泌を促しバランスを保つことが可能になります。

しかし、脳と子宮や卵巣を繋いでいる神経に問題(サブラクセーション)が生ると、脳は体の状態を把握することができず、適切なホルモンの分泌をを促すことができない状態になってしまいます。

また、「ほてり」「のぼせ」「発汗」は体温の調節機能が不安定になることで起こりますが、体温の調節機能は血管の拡張や収縮で制御されています。

そして、血管の働きをコントロールしているのが自律神経となります。つまりホットフラッシュの根本的な原因は自律神経のバランスが乱れ、『環境に適応』することができない状態と言えます。

自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過剰な状態が続くと、汗腺が活発に活動して大量に汗をかきます。更年期でプロゲステロンが低下した状態で「発汗」が続くと体温が著しく低下していくので、脳は無理やり体温を上げようとします。それが、「ほてり」や「のぼせ」の原因となります。

カイロプラクティック・ケアによって脳と体を繋ぐ神経の流れを正常にすることで、自律神経のバランスを整えることが可能になります。また、神経の流れが正常であれば、更年期でホルモンが著しく低下しても、脳は必ず適切に対応してくれます。

更年期はちょうど人生の折り返し、「更年期だから」と諦め不安になるのではなく人生を楽しく過ごしたいものになります。

積極的に趣味や好きなことに取り組む人生を手に入れるために、カイロプラクティック・ケアで自律神経を整え人生を楽しみましょう!

ホットフラッシュの症例紹介case introduction

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