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三叉神経痛

三叉神経痛の問題は、自律神経のバランスが大きく関係している!

三叉神経痛の問題は、自律神経のバランスが大きく関係している!

フランス語で三叉神経痛のことをTicDouloureuxと呼んでいます。douloureuxというのは,dolorosaというラテン語に語源で、苦しみ、痛み、悲しみという意味があります。

フランス語でviadolorosaという言葉があり、一言で“苦難の道”という意味があります。三叉神経の痛みは、キリストが十字架を背負った時の痛みほど辛い苦しみがあるということを表現するためにTicDouloureuxと名付けたと言われています。

今回のコラムでは、三叉神経痛の正しい知識とカイロプラクティックと三叉神経痛に対してのアプローチを解説していきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 気が狂いそうなくらいの痛みで日常の生活ができない
  • 顔に触れることが怖いので上手くお化粧ができない
  • 外の風に当たるだけでも痛みが出るので外出ができない
  • 痛みで満足に食事が取れなく、楽しめない
  • 口を動かすたびに痛みがあり、人と会話ができない

一般的な三叉神経痛に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法

一般的に三叉神経は、脳の脳幹部というところから出て頭蓋骨の中を通ってから顔に広がります。この神経が脳からでたすぐ後で圧迫されると三叉神経痛が発症します。

まず痛みを和らげる投薬やブロック注射によって治療が施され、経過観察が行われます。しかし、投薬は、あくまでも症状に対する対症療法であり、根本治療には至りません。

一般的に血管による三叉神経の圧迫が原因と診断された場合、痛みを起こしている神経に触れている血管を移動させる外科的な処置が行われます。

また、三叉神経痛チックの原因は、ストレス、精神的な不安、生活習慣の乱れなどといった環境の変化などといった外的要因も考えられます。一般的にそれらの外的要因を見直し、改善することが三叉神経痛チックの対策法とされています。

しかし、考えてみてください。もし外的要因が三叉神経痛チックの原因だとしたら、なぜ三叉神経痛チックになる人とならない人がいるのでしょうか?ここで重要なことは、三叉神経痛チックの予防策として外的要因に意識を向けるのではなく、身体の内に意識を向けることになります。

日常生活において様々なストレスを受けますし、生活習慣が乱れることや、環境が変化することもあります。毎回毎回それらの変化に対応し続けるのは大変な作業になります。だからこそチック症の対策として身体の内に意識を向けることが大切になります。そもそもチック症は、身体の内からのシグナルなのになります。

言い換えれば、身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルになります。カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考え、三叉神経痛チックに対してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ

三叉神経痛の問題は、自律神経のバランスが大きく関係しています。副交感神経の圧迫により交感神経優位になっていることが多く確認されます。交感神経が優位になることは、常に脳が興奮状態にあります。脳が興奮状態のために、痛みに対して過剰に体が反応してしまいます。神経の流れが正常になり、きちんと脳に体の状態を伝達することができれば、脳の興奮状態を抑えることができます。

脊髄の後方部1/3には副交感神層によって支配され、求心性経路として感覚神経線維が繋がっています。後方部の副交感神層には、感覚、聴覚、味覚、嗅覚から集められた情報を脳に伝達する役割があります。

脊髄の後方部1/3にサブラクセーションが生じた場合、副交感神経が低下し、交感神経が過剰になり、様々な機能の亢進、収縮、嚥下障害、腸内ガスなども問題に繋がります。

また、感覚神経線維に問題が生じることで、痛みや痙攣、三叉神経痛、めまい、メニエール症候群の原因に繋がります。

三叉神経痛の症例紹介case introduction

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