乳幼児の問題は個人差があるため、重症かどうかの判断が難しくなります。一般的に乳幼児までは小児科を利用し、様々な問題に対しての治療が小児科で行われています。

乳幼児の問題で多いのは、風邪の症状である、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、喉の痛みといった症状があります。その症状に対して、お薬などで症状の緩和を目的とした治療が行われます。しかし、それは対処療法であり根本的な治療には至りません。

また、乳幼児の問題の多くは原因を特定することが非常に困難になります。例えば、泣き止まない、寝ない、おっぱいを飲まない、体重が増えない、便秘、向き癖など医学的視点では原因が発見されにくく、「様子をみましょう」となるケースが多くあります。

ストレスの無い最適な発育や成長のためには、 改善を「待つ」のではなく、成長の邪魔をする要因を 取り除くことをお勧めします。

ここで重要なのは、乳幼児の問題の対策として身体の内部に焦点を当てることです。

実際、乳幼児の問題は、赤ちゃんからの重要なシグナルであり、そのシグナルを無視せずに内部を改善する必要があります。

子供の健康にもっと大切なのは脳から全身に張り巡らされている神経になります。カイロプラクティックによって神経機能を最大限に働かせ、サブラクセーションの改善を行うことで脳のパフォーマンスが向上し、お子さまの成長と発達に大きく貢献します。

また、カイロプラクティックのアジャストメントを受けることで神経の流れが向上し、血液やリンパの流れ、そして免疫力が向上する事により、病気や風邪の予防に繋がります。

カイロプラクティックにより人間本来の持ち備わっている能力を最大限に引き出すことで薬などに頼ることなく健康な身体を維持する事を目的としています。カイロプラクティックでは乳幼児にも施術ができるため、子供の健康にもっとも大切な神経の流れを正常に整え成長と発達に貢献します。

乳幼児には、様々な原因で生じるサブラクセーションがあります。これらの原因には、母体内でのストレス、出産時の外傷、幼少期の怪我などが含まれます。

カイロプラクティックでは、最初のサブラクセーションが母体内での胎児に由来すると考えられています。胎児が成長する子宮は、3本の靱帯によって支えられており、これらの靱帯は母親の骨盤と仙骨に取り付いています。そのため、妊娠中の母親の骨盤と仙骨の正しい位置関係が、子宮の安定性に大きな影響を与えます。

子宮の安定性の乱れは、胎児にも影響を及ぼす可能性があり、これが腹部の張り感、逆子、難産の原因となることがあります。正しい胎児の位置が維持されないと、胎児の背骨にも影響を及ぼし、サブラクセーションの原因となることがあります。

そのため、妊娠中のマタニティーカイロプラクティックは母親と胎児の両方にとって非常に重要です。

また、出産時の外傷は、吸引分娩、鉗子分娩、帝王切開などの産科的医療介入による計画的な出産が原因とされています。胎児が自然なペースで生まれない場合、体への大きな負担となり、特に強い吸引などの圧力によって胎児の脊髄に損傷を引き起こす可能性があります。したがって、出産時の外傷によるサブラクセーションも考慮されるべきです。

赤ちゃんは歩き始める時期に個人差がありますが、全身の筋肉が発達し、約7か月後にハイハイを始め、約8か月後につかまり立ちをすることがあります。その後、伝い歩きも始めますが、この段階での転倒や頭のぶつけることは普通に発生します。したがって、幼少期の外傷もサブラクセーションの原因となり得ます。

カイロプラクティックのケアによって、脳と体の神経サイクルが正常に保たれ、脳のパフォーマンスが向上し、乳幼児の健康に大きく貢献します。

乳幼児における様々な問題は、身体のバランスの乱れを示す重要なシグナルです。これをごまかすのではなく、内部から改善するためにカイロプラクティックのケアを活用し、快適な子育てを手に入れましょう。