2020年に世界の睡眠時間を統計調査したところ平均で7時間22分で、日本人の睡眠時間が平均6時間22分という睡眠時間が最も少ない国という報告が上がっています。

本来、睡眠の役割とは、記憶の整理をして精神的ストレスの緩和や肉体の疲労回復、細胞の新陳代謝や免疫力を強化するなど、環境に適応できるように整えてくれる大切な時間になります。

今回のコラムでは睡眠の役割とカイロプラクティックの関係性についてお伝えしていきます。

日々のパフォーマンスに影響される

大脳は、言葉を話したり、創造するなどの高度な精神活動を行っています。 それだけにとても疲れやすく、高度な知能を持っているためにストレスを感じやすくなります。
 
そのため、睡眠をとらずに活動していると大脳がオーバーヒートして誤作動を起こし、ミスも多くなってしまいます。
 
睡眠は、ストレスから脳を守るにも大きく関係しています。 脳の中には記憶と深い関わりのある『海馬(かいば)』という部分があります。
 
十分な睡眠が取れていないと、この海馬の体積が小さくなってしまいます。 特に成長期の子供はこの傾向が顕著に出るので、しっかりと睡眠を取る必要があります。
 
また、睡眠は記憶の整理にも役立ちますが、それがストレス軽減にも役立っています。 人は何か重要なことを覚えるときは、寝る前に頭の中で繰り返すことで『短期記憶』から『長期記憶』に植え付けることが可能になります。
 
しかし、人間の脳は寝ると記憶が薄れる(記憶を整理する)性質があります。 寝る前に、明日から絶対にこれを頑張るぞと活きこんで寝たのに、翌朝には全くやる気が起きないというのは、まさにこのメカニズムが関係しています。
 
どんどん行動に移せる人からすると、単純にその人のやる気がないだけでしょと一蹴されてしまいそうですが、それは脳の性質が原因しています。 この記憶が薄れるメカニズムも悪いことばかりではありません。
 
やる気に満ちている時には迷惑なシステムですが、何か強いストレスを感じた(嫌なことがあった)場合などは、とても助けになります。
 
この寝ると記憶が薄れるメカニズムは精神的に感じたストレスを軽減する。 つまりは、脳がストレスでパンクしないように守っている防衛本能といえるでしょう。
 

睡眠に必要な内分泌とは!?

定期的なカイロプラクティック・ケアを受けていると、睡眠の質も高まります。 結果、良質な睡眠によってホルモンのバランスが安定していきます。
 
睡眠に関係するホルモンは、メラトニンとセロトニンになります。 夜に眠くなるのはメラトニンのおかげですが、このメラトニンは日中に作り出されるセロトニンが材料となっています。
 
メラトニンは朝日を浴びてから約15時間後に分泌されます。 地球の1日の周期は24時間ですが、人間の周期(概日リズム)は25時間になります。
 
日光は、その僅かにズレている周期を24時間にリセットしてくれるのですが、そもそも脳が体の状態を把握できていなければ、体内時計が乱れてもおかしくありません。
 
また、ホルモンバランスを整えるにも、脳が体の状態を正しく把握していることが必要不可欠になります。 睡眠は脳にとってとても重要なメンテナンスの時間となります。
 
脳がオーバーヒートするのを防ぎ、記憶を薄れさせ(記憶を整理して)ストレスでパンクするのを防ぎ、脳の回復をも促すとても有効な手段になります。
 

良質な睡眠とカイロプラクティック・ケア

睡眠を1日6~8時間とっているならば、人生の1/3 ~ 1/4は寝ているということになります。

脳がしっかりと環境の変化を把握することができれば、脳は間違いなく必要なホルモンを、必要な時に、必要なだけ分泌して睡眠のバランスを取ることができます。

重要なことは身体のうちに意識を向けて神経の流れに着目することが大切になりますので、日頃からカイロプラクティック・ケアを受けることで神経の流れを良くし、良質な睡眠を取ることが可能になります。

関連リンク
【身体のシグナル】自律神経失調症

ご予約・お問い合わせ

銀座・新橋の塩川カイロプラクティック
〒104-0061 東京都中央区銀座8-3-10 トミタビル6F
tel.03-5568-2020
受付時間
平日:9:30~18:30 (土曜日:9:30~15:00)
※詳しくは営業時間をご参照ください。
定休日
日曜日、祝日、年末年始