Anatomy showing thyroid, lymph nodes and lungs, upper body. 3d illustration

新型コロナウィルスが世界中で蔓延していますが、コロナウィルスのみならず細菌やウィルスは日常生活において、どこにでも存在しています。目に見えないものではありますが、確かに存在しているのです。しかし人間にそれらの外敵から身を守るための器官がいくつも存在しています。今回のコラムでは外敵から身を守るために必要なリンパとカイロプラクティックの関係性をみていきましょう!

リンパ液とは?

私たちの体の中には、血液が流れる『血管』と、その他にリンパ管というリンパ液が流れる管があります。

リンパ液は全身を流れながら、血管の外に出た余分な水分などを集めて血液に戻しています。 『リンパ』という言葉は、ギリシャ語で『きれいな水』や『水の精』を表す『ニンフェ』という言葉から名づけられたと言われています。

リンパ液は体のすみずみから始まり、だんだん集まって太くなりながら、首の下あたりにある血管(静脈)に繋がっています。 その途中にはリンパ管という豆のような形をした器官があり、特に首や脇の下や足の付け根にたくさん集まっています。

リンパ節の大きさは約0.2~3㎝で、体中に約600個存在しています。 リンパ管は血管と同じように体全体に広がり、体の中心に向かって一方方向の通り道しかありません。

その中を流れるリンパ液は、元々は血液の成分からしみ出た液体となります。 リンパ管の中を流れるリンパ液は、主に筋肉や血管が動くことで正常に流れます。

血管の中の血液は、心臓から送り出されて勢いよく流れてわずかに振動しています。 その振動によってリンパ管が揺らされて、リンパ液が流れるという仕組になっています。

寝ている間にもリンパ液が流れ続けられるのはこの血管の振動があるおかげになります。 リンパ液は、体の中をとてもゆっくり流れています。

心臓から送り出された血液が全身を回って戻ってくるまではたったの1分しかかかりません。 しかしリンパ液は、足先から首の下の血管にたどり着くまでに約12時間もかかるといわれています。

リンパ液の3つの働き

1. 体にとって必要のないものや危険なものを排除する働き

リンパ液が集まるリンパ節において空気と一緒に体の中に入ってきた小さなゴミや余分な水分といったものをこし取るろ過装置のような役割があります。また、リンパ節に存在しているリンパ球というウィルスや病原菌などを攻撃して先に進まないようにしています。

2. 体に必要な栄養(脂質)を運ぶ働き

小腸で吸収された栄養素のうち脂質だけはリンパ液が運んで静脈へと届けています。脂質は他の栄養素と比べて大きいので、血管に入ることができません。そのため、大きなリンパ管から体に取り入れています。

3. 余分な水分を運ぶ働き

リンパ液は、体の細胞の隙間から余分な水分を集めて静脈へ運んでいます。この水分は、やがて腎臓へ運ばれ尿として体の外へ排出されます。しかし、余分な水分が多すぎたり、運動不足の為に筋力が動かなくて血液やリンパ液が流れなかったりするとうまく水分を捨てることができずに体のむくみの原因に繋がってしまいます。

『リンパ液』と『カイロプラクティック』の関係性

リンパ液の流れが悪くなる原因には、運動不足や塩分や水分のとり過ぎ、体の冷えといった外的要因が考えられています。

確かに運動不足によってリンパ管まわりの筋肉の動きが悪くなり、血流による血管の振動が減少していればリンパ液の流れは悪くなってしまいます。 また塩分と水分を多く摂り過ぎると体内の余分な水分が増えてしまいます。

体が冷えるとこれ以上体温が下がらないように、血管が縮み熱を逃がさないようにします。 結果、血管の動きが悪くなることでリンパ液の流れが悪くなってしまいます。

一般的な改善策として、軽い運動やストレッチ・マッサージ・体内の水分量を調整するカリウムの多い食べ物を食べる・お風呂で体を温めて血液の流れを良くすることなどがあります。

しかし、これらは必ずしも結果が出るわけではありません。 なぜならそれらは対処療法にすぎないからです。

身体の根本から改善することが重要になります。 カイロプラクターは『神経』と『脳』の専門家ですが、リンパとどのような関係性があるのかお伝えしていきます。

カイロプラクティックでは、脳と体のサイクルに注目していきます。 脳と体の細胞は常に連絡をとっていて、それを繋ぐのが神経になります。 この神経のサイクルが正常で働くことで、体内の変化や環境の変化を脳が把握することが可能になります。

私たちの体は、無意識に適した血液を供給し、代謝のバランスを調整してくれます。 まずは脳と体を繋ぐ神経のサイクルに問題がないかが大切になります。

神経系は大きく分けると、脳と脊髄からなる中枢神経と、中枢神経から出て全身に枝分かれする末梢神経の2つからなります。 さらにそこから『体性神経』と『自律神経』に分けられます。

体性神経とは『感覚神経』と『運動神経』になります。 痛みを感じる神経はこの感覚神経が司っていますが、感覚神経は神経全体で見ると全体のわずか10%ほどとなります。

運動神経は全体の45%を占めていて、筋肉の動きや関節の可動域などを司っています。 では残りの45%はというと『自律神経』となります。 自律神経という言葉自体はよく聞かれるかと思いますが、実際には何を司っている神経なのでしょうか?

例えば、私たち人間は意識しなくても心臓が動いています。 血液の循環も同じことで、心臓から送り出された血液を血管が拡張収縮を自然と繰り返すことで環境にあった血流を作り出します。

それを自分で意識して行う人は誰もいません。汗をかくことはどうでしょうか。 人間は環境に適応する力を備えています。

暑くなれば汗をかいて体内の熱を放出しようとします。 逆に寒くなれば汗腺を閉じて体内の熱が逃げないようにします。

これも意識して行っている人は誰もいません。 つまり自律神経とは私たちが意識しなくても、生命維持のために働いてくれる機能を司った神経となります。

ではそれがリンパ系ならどうでしょうか。 リンパの役割として毒素や老廃物を排出するというものがあります。

この排出にもカイロプラクティックは有効となります。 リンパに溜まった毒素や老廃物などを排出するときは、筋肉の収縮によってリンパにある弁を動かしリンパ液を先へと送る働きが必要になります。

この筋肉の収縮にも神経が関係しています。 神経のサイクルが正常に働くことによって、脳と各筋肉組織の連携が取れるようになります。 カイロプラクティックで筋肉のパフォーマンスが向上すれば、スポーツパフォーマンスの向上だけでなく、毒素や老廃物の排出にも役立ちます。

現代医療では、体調が悪くなればとりあえず薬を飲むということが当たり前になってしまっています。 しかし薬には必ず副作用があります。

一回や二回、薬を飲んだとしても人間には排毒作用があるのでそれほど影響はありません。 しかし薬というものは飲めば飲むだけ耐性が付いてしまい効かなくなってしまいます。

するともっともっととなってしまい、いつしか排毒作用が間に合わなくなり、体にさまざまな副作用が現れてしまうのです。 まして、薬を飲んで症状を抑え込んでしまう行為は根本原因の改善とはほど遠いものとなります。

本来、体に現れた症状というものは決して悪いものではなく、体からあなたへのSOSのサインでしかありません。 そのサインを薬で抑えてしまうということは、目の前で起きている火事を黙ってみているのと同じです。

自らの治る力には副作用などはなく、獲得免疫によって体はますます強くなっていきます! 薬に頼ることなく、獲得した免疫はあなたの生涯の財産でであり、外敵から身を守る武器となります。

ぜひ日頃からの体のケアにカイロプラクティックを取り入れてみてください! 自然な健康を作り上げ、生涯健康な体を維持しましょう!

ご予約・お問い合わせ

銀座・新橋の塩川カイロプラクティック
〒104-0061 東京都中央区銀座8-3-10 トミタビル6F
tel.03-5568-2020
受付時間
平日:9:30~18:30 (土曜日:9:30~15:00)
※詳しくは営業時間をご参照ください。
定休日
日曜日、祝日、年末年始