椎間板の重要性と役割とは?

椎骨一つ一つの間には椎間板というクッションがあります。 椎間板は、水分を多く含んだ弾力性のある繊維軟骨でできています。 この椎間板があるおかげで、人間は上体を倒したり、曲げたり、ひねったりできるのです。 一本の鉄の棒を想像していただけると分かりやすいとは思いますが、途中で曲げたりひねったりといったことは難しいことが分かります。 24個の骨と、その間にある椎間板のおかげで私たちは上体を自由に動かせるのです。

中心には髄核というゲル状の成分でできたベアリングのようなものがあり、その外側を硬い繊維状の輪が何層にも覆っています。 この中心にあるゲル状のベアリングはとても弾力性があり、スポンジのように吸水性が高くできています。 圧力がかかれば、じわじわと水分を放出して縮み、圧力から解放させると再び水分を吸い込んで膨らみます。 水分の吸収・放出にはとても重要な役割があります。 椎間板には血管が通っていません。 そのために水分を吸収・放出しながら椎間板内の代謝を上げて、酸素や栄養などを行き渡らせています。 普段の運動では、歩行運動のような軽い運動が椎間板の代謝には程よい刺激となっておススメです!

一般的に、椎間板の水分は加齢とともに失われいくとされています。 重力によってつぶされると厚みがなくなって背が縮んでしまいます。 24個の椎骨の間には23個の椎間板があります。 この23個の椎間板が1㎜ずつ厚みがなくなれば、2.3㎝身長が縮むというわけです。 逆に成長期を過ぎた大人が朝起きると背が伸びたように感じる場合もあります。 これは夜寝ている間に重力から解放された椎間板に水分が戻るためで、朝起きると身長が伸びたように感じるのです。 椎間板は全部で23個ありますから、仮に1㎜椎間板が厚くなれば2.3㎝身長が伸びるということです。 ただし、これは一時的なことで日中活動していると重力により椎間板に圧力がかかって元の身長になります。 朝と夜で身長が変わるのは、髄核の体積変化によるものとなります。

年をとると背が縮む理由とは?

では、なぜ高齢者になると背が縮むのでしょうか? それは、背骨を支える筋力が劣ってしまうからです。 背骨を支える筋力が低下することによって背骨は不安定な状態になっていきます。 ここで背骨を1つの建物で考えて見ましょう。 1階建ての平屋と24階建ての高層マンション。 どちらが安定しているでしょうか。 1階建ての平屋ですよね。 建物は階層が高くなればなるほど不安定になっていきます。 スカイツリーなどの超高層な建造物は地震などの衝撃に耐えられるように、基礎の杭をスパイクシューズの靴底のような構造にしたり、中心部に制振構造の心柱を入れるなど、安定性を得られるようになっています。 しかし人間の背骨は中に脊髄神経がありますから杭を入れることなどできません。

脳が間違いを犯さないというのは、あくまで生きるために間違いは犯さないということです。 背骨の役割は、【体の支持】・【体の運動】・【神経の保護】です。 この中で生きる為に一番重要なものが何かといえば、間違いなく【神経の保護】です。 人間は神経の流れがなければ生きていけないからです。 骨格が不安定になれば、必然的にバランスを崩しやすく、神経を損傷しやすい環境になってしまいます。 すると脳は、これ以上神経を傷つけないように椎間板を薄くして骨と骨をくっつけようとします。 その方が安定するからです。 脳は間違ったことはしていません。 生きる為に最善を尽くした結果です。 その代償として、身長が縮んだり、クッション性がなくなったり、上体の可動域が低下したりしますが、命には代えられません。

カイロプラクティックケアの重要性

ただ、欲をいえばいつまでも自分の体を自由に動かしていたいですよね。 特に、これからは100年時代といわれています。 ただ100年生きればいいというわけではありません。 いつまでも若々しくありたいものです。 そのためにも日頃からカイロプラクティック・ケアを受ける必要があるのです。 健康な椎間板を維持することができれば、健康な背骨の維持に繋がり、しっかりと脊髄神経が守られて、神経のサイクルが正常になり、体の情報がしっかりと脳へ届き、脳がすべてを調節し、本来の健康を維持できるのです。 100年時代を若々しく生き抜くために、ぜひ日々の生活の中にカイロプラクティック・ケアを取り入れ、健康な体を手に入れてください。

塩川カイロプラクティック治療室
スタッフ 前田 一真