脳はすべてを司る人体にとっての最重要臓器になります。 生命維持の為、体のすみずみまでコントロールしていますが、それはいい換えれば、脳は常に体の状態を監視し、守ってくれているともいえるのです。 では、その脳はどのようにして守られているのでしょうか。

最重要臓器である脳の構造から見えてくるものとは?

脳自体は、豆腐のように柔らかい臓器になります。 そのため、外傷などのストレスから守るために何重にもガードされています。 頭の骨は、一つの骨のように感じるかもしれませんが、実際には14種22個の骨が1つに合わさり脳を保護しています。 この内の6種8個を脳頭蓋といい、脳を守るように位置づいています。 新生児などの頭は非常に柔らかいですが、これは産道を通るためであり、成長とともに硬く、頑丈になっていきます。 内側は硬膜・くも膜・軟膜に覆われています。 軟膜とくも膜の間は脳脊髄液で満たされ、脳はそこに浮いた状態で振動によるショックを吸収しています。

良質な睡眠にはカイロプラクティックケアが重要!

大脳は、言葉を話したり、創造するなどの高度な精神活動を行っています。 それだけにとても疲れやすく、高度な知能を持っているためにストレスを感じやすくなります。 そのため、睡眠をとらずに活動していると大脳がオーバーヒートして誤作動を起こし、ミスも多くなってしまいます。

睡眠は、ストレスから脳を守るにも大きく関係しています。 脳の中には記憶と深い関わりのある『海馬(かいば)』という部分があります。 十分な睡眠が取れていないと、この海馬の体積が小さくなってしまいます。 特に成長期の子供はこの傾向が顕著に出るので、しっかりと睡眠を取る必要があります。 また、睡眠は記憶の整理にも役立ちますが、それがストレス軽減にも役立っています。 人は何か重要なことを覚えるときは、寝る前に頭の中で繰り返すことで『短期記憶』から『長期記憶』に植え付けることが可能になります。 しかし、人間の脳は寝ると記憶が薄れる(記憶を整理する)性質があります。 寝る前に、明日から絶対にこれを頑張るぞと活きこんで寝たのに、翌朝には全くやる気が起きないというのは、まさにこのメカニズムが関係しています。 どんどん行動に移せる人からすると、単純にその人のやる気がないだけでしょと一蹴されてしまいそうですが、それは脳の性質が原因しています。 この記憶が薄れるメカニズムも悪いことばかりではありません。 やる気に満ちている時には迷惑なシステムですが、何か強いストレスを感じた(嫌なことがあった)場合などは、とても助けになります。 この寝ると記憶が薄れるメカニズムは精神的に感じたストレスを軽減する。 つまりは、脳がストレスでパンクしないように守っている防衛本能といえるでしょう。

定期的なカイロプラクティック・ケアを受けていると、睡眠の質も高まります。 結果、良質な睡眠によってホルモンのバランスが安定していきます。 睡眠に関係するホルモンは、メラトニンとセロトニンになります。 夜に眠くなるのはメラトニンのおかげですが、このメラトニンは日中に作り出されるセロトニンが材料となっています。 メラトニンは朝日を浴びてから約15時間後に分泌されます。 地球の1日の周期は24時間ですが、人間の周期(概日リズム)は25時間になります。 日光は、その僅かにズレている周期を24時間にリセットしてくれるのですが、そもそも脳が体の状態を把握できていなければ、体内時計が乱れてもおかしくありません。 また、ホルモンバランスを整えるにも、脳が体の状態を正しく把握していることが必要不可欠になります。 睡眠は脳にとってとても重要なメンテナンスの時間となります。 脳がオーバーヒートするのを防ぎ、記憶を薄れさせ(記憶を整理して)ストレスでパンクするのを防ぎ、脳の回復をも促すとても有効な手段になります。 睡眠を1日6~8時間とっているならば、人生の1/3 ~ 1/4は寝ているということになります。 だからこそ、日頃からカイロプラクティック・ケアを受けて良質な睡眠を取る必要があります。

ストレスは悪いものではなく味方!

人体は絶えずストレスにさらされています。 勉強のストレス…。 仕事のストレス…。 睡眠不足のストレス…。 ダイエットのストレス…。
ストレスが人体に与える影響は計り知れません。 しかし、ストレスとは必ずしも悪いものばかりではありません。

例えば、、、
・地球の重力も一種のストレスになります。 人間がなにもトレーニングをしなくても、ある程度筋肉を維持していられるのは地球の重力があるおかげになります。
・太陽光からの過度な紫外線も人体にはストレスになりますが、紫外線β波はビタミンDの生産に必要なものですし、朝日を浴びることにより、人間の概日リズムをリセットしてくれます。
・フルーツ農家の方は、果物にあえて水を与えないことで果物にストレスを与え、糖度が高くなるようにしています。

つまりストレスは、生命にとって必要不可欠なものといえます。 しかし、当然のことですが過度なストレスは人体に悪影響を及ぼしますし、先に触れた果物などは枯れてしまいます。

では脳にとって最大のストレスとはなんでしょうか? それはズバリ、『神経のサイクル』が乱れることになります。 脳は生きる為に、体のすみずみまでコントロールしています。 それが神経のサイクルが乱れることにより、誤った情報が脳に届きます。 その乱れが放置された体に何か異常があったとしたら、脳はその異常に気づくことはできません。 仮に気づけた場合、当然生きる為に治癒エネルギーを送り続けます。 しかし正確な情報がきちんと届かなければ、異常は一向に改善されません。

それが脳にとってどれほどのストレスになるかお分かりいただけるでしょうか。 脳は決して間違いを犯しません。 生きるために、人体の機能をすべて統括し、最適に働き続けるようにしてくれます。 改善策は、ただ神経のサイクルを正常に整えてあげるだけになります。 そうすれば人間は本来、どんな病気や怪我にも打ち勝てる力を持っています。 

カイロプラクティックケアによる脳への影響とは?

カイロプラクティック・ケアを受けることにより、神経のサイクルが正常になると、血液や脳脊髄液の循環が良くなります。

すると、どうなるか、、、

・脳と脊髄神経を守っている脳脊髄液の流れが良くなれば、脳と脊髄神経の保護に役立ちます。
・脳脊髄液の流れやリンパの流れが良くなれば体内に発生した毒素や老廃物を体外に排出する機能が向上します。
・血液や脳脊髄液の循環が良くなれば脳出血や脳梗塞の予防にもなります。
・血液や脳脊髄液の循環が良くなれば、脳へしっかりと栄養分を送ることができ、脳の活性化にもつながります。

これらのことからいえるのは、カイロプラクティックは脳と脊髄神経を守るための最高の予防医学だということになります。

最近は人生100年時代といわれていますが、その人生を健康な体で生き抜きたいとは思いませんか? その人生を手にするために、定期的にカイロプラクティック・ケアを受け、神経のサイクルを正し、体の情報を脳へ届けてあげるだけになります。 そうすれば脳は素晴らしい力を発揮してくれます。 他の誰でもない、あなたの脳が奇跡を起こしてくれます。 定期的なカイロプラクティック・ケアを受けて健康な100年を過ごしましょう!

塩川カイロプラクティック治療室
スタッフ 前田 一真