女性30代

【来院に至った経緯】
高校生くらいから腰痛があった。特に寝起きに痛みがあり、寝具が合っていないのかもと思っていろいろ試したが改善されなかった。

その後、社会人になって急激な環境の変化からか、これまでなかった体の不調を感じるようになった。

まず頭痛が酷くなった。首の上の方が常に突っ張っているように感じて、後頭部からこめかみにかけて締め付けるような頭痛が出るようになった。毎回、決まって夕方になると頭痛が出ていた。また低気圧の日は、その頭痛が酷くなった。一度、頭痛が出ると頭痛薬を飲んでもまったく効かなくなるため、やばいなと思うと薬を飲むようになり、気づけば頭痛薬を常用するようになってしまった。

同時期に生理痛冷え性が酷くなった。

生理痛は毎月、必ず痛くなり、その痛みは月を追うごとに酷くなっているように感じていた。生理のときは痛み止めを飲んで対処していたが、次第に薬も効かなくなり、身動きがまったく取れなくなって仕事を休むことも多くなった。

また同時期から冷え性も酷くなった。最初は末端が冷えてきて、近年では下腹部やお尻など体幹も冷えるようになってしまった。

すべて15~16年前に社会人になったことでの環境の変化から始まったが、対処方法が分からず病院に行っても薬を増やされるだけだった。 このまま薬がどんどん増えていく不安や、薬を飲んでもまったく改善しないことに恐怖感を覚えていた。

そんなときカイロプラクティックが有効だと友人から話を聞いて、都内にあるカイロプラクティックに1年間くらい通った。 しかし思ったほど効果が得られず、もっと良いところはないかなと探していたところ、当院のHPを見つけて来院された。

【初診の状態】
① 正中仙骨稜の明らかな浮腫感
② 腰部起立筋の過緊張
③ 右後頭部の過緊張

【経過と内容】
初診時の状態では、正中仙骨稜に明らかな浮腫感が確認された。 浮腫感とは体の負担がかかっているところを保護し、治癒しようとしている証ではあるが、それが顕著なほど確認された。 体の土台である骨盤の不安定から腰部に負荷がかかる状態が続いていた。 その不安定を保護する為に全身の筋肉を緊張させて体を保護している状態が慢性化されたことで、腰から後頭部まで筋の硬直が見られた。

レントゲン評価では椎間板の段階はD3レベルが確認された。 また骨盤全体の歪みも確認されたため、初期集中期の段階は週2回のケアを提示したが、仕事の都合で週1回のケアから開始した。

ケアを始めて4週目(4回目のアジャスト)には、学生の頃から長年感じていた寝起きの腰痛はまったく気にならなくなった。

6週目(6回目のアジャスト)には、頭痛の頻度が明らかに減り、台風が来ても薬を飲まなくても仕事ができるようになっていた。 またこの段階でケアのペースを2週間に1度のペースに広げることができた。

8週目(7回目のアジャスト)には、キンキンに冷え切っていた手足など末端の血流異常にも変化が出てきた。 この頃にはお腹が冷えるなという感覚もまったくなくなっていた。

10週目(8回目のアジャストメント)には、頭痛は一切出なくなり、ケアを初めて2回目の生理が来た時も痛み止めを飲まなくても仕事に行けるようになった。

現在は、ほとんどの症状が改善されたが、二度と同じ症状で苦しみたくないという想いから2週間に1度のカイロプラクティック・ケアを続けている。

【考察】
長年続いていた寝起きの腰痛は、人間の土台の部分である骨盤の歪みから腰部に必要以上の負荷をかけ、寝ている間も緊張状態が続いていたものと考えられる。 また生理痛も骨盤部の歪みから子宮や卵巣に繋がる神経に負担をかけすぎていたために起こったものと考えられる。

また骨盤のみならず上部頸椎にも問題が確認されたが、骨盤部や上部頚椎の神経は副交感神経によって支配されており、副交感神経の流れの妨害(サブラクセーション)は、交感神経を過剰にさせる原因となる。

手足など末端部分の血流異常は交感神経が過剰に働いている人の特徴でもある。 交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、体の中心へ血液を集める作用が働く。 その結果、末端へ血流が行き渡らない状態となってしまっていた。

また自律神経のバランスが乱れることで、外部の環境の変化に適応できず、低気圧のたびに頭痛というシグナルとなって表れていた。

アジャストメントにより神経の圧迫(サブラクセーション)が取り除かれ、体の情報が脳へ届いたことで、しっかりと自然治癒力が働く状態になり、症状の改善に繋がったと考えられる。

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