女性30代

【来院に至った経緯】
高校生の頃から腰痛を感じていた。 特に寝起きには強い痛みが出た。 その後、社会人になると生理痛が酷くなった。 学生の頃は生理が来ても体調を崩すということはまったくなかったが、社会人になってからは動くこともままならないような強い痛みがあった。 痛み止めの薬を飲んで対処していたが、次第に薬も効かなくなった。

同時期から頭痛冷え性も感じるようになった。 頭痛は夕方になると毎日のように必ず出た。 また梅雨時期や台風時期など気圧の変動が激しい時期はその頭痛が酷くなった。 冷え性は初めのうちは手足の先など末端が冷えていた。 それが次第に冷えの範囲が末端のほうから広がっていき、今では下腹部やお尻も冷えているように感じるようになった。

5年くらい前には子宮内膜症と診断されて手術も受けた。 この頃には首の右側にツッパリ感に似た痛みを感じていて、特に右後頭部にはハッキリとした痛みがあった。 何かがおかしいということは気づいていたが、どんな治療がいいのか分からず途方に暮れていたところ、友人の紹介でカイロプラクティック院に通ってみた。 1年ほど通ってみたがまったく変化がなかった。

ちょうどその頃、たまたま当院のHPを見つけ、今通っている院と違うような気がして来院された。

【初診の状態】
① 正中仙骨稜の異常な浮腫感と過緊張
② 腰部から背部にかけて起立筋の過緊張
③ 後頭部と頸部右側胸鎖乳突筋の過緊張

【経過と内容】
初診時の状態では、正中仙骨稜の第3分節付近に異常なほどの浮腫感が確認された。 体の土台である骨盤の不安定から腰部に負荷がかかる状態が続いていた。 その不安定を保護する為に全身の筋肉を緊張させて体を保護している状態が慢性化されたことで、腰から後頭部まで筋の硬直が見られた。

また視診検査では頸部斜頸も確認され、レントゲン上でも顕著に確認された。 普段から頸部を左に傾けて生活しているため、頸部右側の胸鎖乳突筋から後頭部にかけて過緊張の状態だった。

レントゲン評価では椎間板の段階はD3レベルが確認されたため、初期集中期の段階は週2回のケアを提示したが、仕事の関係上週1回のケアから開始した。

ケアを始めて4週目(4回目のアジャスト)には、寝起きの腰痛はほとんど感じなくなり、夕方以降に毎日のように出ていた頭痛も明らかに頻度が減った。

6週目(6回目のアジャスト)には、寝起きの腰痛や夕方に出る頭痛はまったく気にならなくなった。 またこの段階でケアのペースを2週間に1度のペースに広げることができた。

8週目(7回目のアジャスト)には、キンキンに冷え切っていた手足など末端に血が流れてきているのが分かり、治療直後にポカポカしてくるような感覚が出てきた。 また生理痛も2か月前とは明らかに違い、薬を飲まなくても普通に活動できるほどになっていた。

現在、症状はすっかり落ち着いたが、健康な体を保ちたいという想いで2週間に1度のカイロプラクティック・ケアを続けている。

【考察】
今回の腰痛は人間の土台の部分である骨盤の歪みから出ていたと考えられ、腰部のみならず背部、頸部と全身に負担が掛かっていた。

頸部は斜頸も確認され、右の胸鎖乳突筋や右後頭部が過緊張の状態だったことで上部頸椎にも相当な負担となっていた。

頭痛、生理痛、末端冷え性は自律神経のバランスが乱れていたことが原因であったと考えられる。

骨盤部や上部頚椎の神経は副交感神経によって支配されており、副交感神経の流れの妨害(サブラクセーション)は、交感神経を過剰にさせる原因となる。 交感神経が過剰に働くと体は緊張状態が続き、それも全身の硬直に繋がっていた。

夕方になると出る頭痛は交感神経が優位になっている人の特徴でもある。 副交感神経の流れが阻害(サブラクセーション)されると自然と交感神経が優位に働いてしまう。

また気圧の変動時にも頭痛が出ていたが、通常であれば外部の環境の変化にも欠陥の拡張/収縮を繰り返して適応できるが、自律神経のバランスが乱れた結果、外部の環境の変化にも適応できなくなっていた。

その影響で体全体の血液循環も悪くなってしまい、末端に血液が循環されずに末端冷え性となっていた。

アジャストメントにより神経の圧迫(サブラクセーション)が取り除かれ、体の情報が脳へ届いたことで、しっかりと自然治癒力が働く状態になり、症状の改善に繋がったと考えられる。

関連リンク

ご予約・お問い合わせ

銀座・新橋の塩川カイロプラクティック
〒104-0061 東京都中央区銀座8-3-10 トミタビル6F
tel.03-5568-2020
受付時間
平日:9:30~18:30 (土曜日:9:30~15:00)
※詳しくは営業時間をご参照ください。
定休日
日曜日、祝日、年末年始