男性40代

【来院に至った経緯】

12年前に初めてのぎっくり腰を体験。 お風呂上りにズボンを履こうとしたらグキッとなり激痛で動けなくなった。 元々腰痛持ちではあったが、動けなくなったのはこの時が初めての体験だった。 2回目のぎっくり腰を10年前に体験し、それから毎年4回ほどぎっくり腰を繰り返すようになった。

普段からぎっくり腰にならないように気を付けているが年々症状が酷くなっていった。 スポーツをずっとやっていて体を動かすのが好きだったので普段から走ったりしていたが、軽いランニングでもぎっくり腰のようになってしまうことがあった。

また走っているときに左足の親指の感覚が鈍くなっているように感じていた。 この頃は夜寝ている時に頻繁に足の裏がつって夜中に起きることがあった。

整形外科でリハビリを提案されて腰のけん引や電気治療をやったが症状はどんどん酷くなっていった。 マッサージに行っても腰痛はまったく変化がなく、知人に紹介された近所のカイロプラクティックに通ってみたがまったく改善せず。

さらに症状が悪化して、くしゃみをするだけで腰に激痛が走るようになったり、通勤電車で30分座っていると駅に着いた時に立ち上がれなかったり、寝起きですでにぎっくり腰のようになっていて動けなかったりということが続いた。

仕事もデスクワークが中心で長時間座っていると立ち上がれなくなる日が多くなった。 しだいに下枝の痺れも感じるようになった。 右足の親指はビリビリとした痺れから徐々に感覚が鈍くなっていった。 この頃には左足の裏側は脚を地面に着くだけで痛みを感じるようになっていた。

また長期間に渡って腰をかばっている影響か背中から首にかけて右側がつっぱる感じがあった。 特に肩甲骨の内側から首にかけてビキッと寝違えて動かなくなってしまうこともあった。

整形外科では脊柱管狭窄症と診断され手術しかないと言われたが、手術は絶対に嫌だったのであちこち調べた末に当院のHPに行きつき、ここなら信頼できそうだという思いで来院された。

【初診の状態】

① 右仙腸関節の明らかな可動域制限
② 腰部起立筋の過緊張
③ 腰の疼痛回避姿勢による背部から頸部にかけての緊張

【経過と内容】

初診時の状態では、右骨盤の明らかな可動域制限が見られた。 症状は腰痛と頻繁に繰り返すぎっくり腰、下枝の痺れや指先の感覚麻痺があった。 骨盤の可動域制限から腰に必要以上の負荷がかかり、腰部の起立筋が過緊張の状態だった。

また痛みをかばって生活をしていたので上半身がまっすぐにならずに背部から頸部にかけても過緊張が見られ、頭部の傾きも強く見られた。 体表温度検査では腰椎5番と骨盤部が顕著に見られた。

レントゲン評価では腰椎1~5番の椎間板がすべて慢性的で椎間板の段階は最終段階のD6レベルが確認された。 また重度の骨盤の傾きも見られたため初期集中期の段階では週3回のケアから開始した。

重度の慢性度合いであったため週3回のケアから開始したが、ケアを始めた当初はなかなか変化がみられなかった。

ケアを始めて2週後(5回目のアジャスト)には、ケアを受けた翌日から2日間は寝起きに腰が抜けるような感覚がなくなった。 週3回のケアを受けると1週間は寝起きの調子の良さがキープできるようになった。

4週後(9回目のアジャスト)には、疼痛回避による上半身の傾きが少なくなってきて背部や頸部の緊張も明らかに緩んできた。

5週後(11回目のアジャスト)には、寝ている時に足の裏がつって起きることがなくなり睡眠の質も向上がみられた。 この段階で週3回のケアから、週2回のケアへ間隔を広げることができた。

8週後(17回目のアジャスト)には、お子さんとキャッチボールができるまでになった。 この段階で週2回のケアから、週1回のケアへ間隔を広げることができた。

「急」がつく動作はまだ不安があるものの、日常生活では腰の不安はほとんど解消されてきた。 二度と同じようなことになりたくないという思いから、現在も週1回のカイロプラクティック・ケアを続けている。

【考察】

今回の腰痛や頻繁に起こるぎっくり腰、下枝の痺れや感覚の麻痺は重度の骨盤の可動域制限からきていたものと考えられる。

長期間に渡って骨盤の可動域制限や傾きがあったことから腰部の椎間板に負担がかかり腰の神経に大きな負荷がかかっていた。

骨盤は人間の体の土台となる部分なので、土台が揺らぐことで背中や首の緊張に繋がっていた。

また下枝の痺れや麻痺もあったが、この「痺れ」や「麻痺」というものは「痛み」よりも神経症状としては進行してしまっている段階であり、それほど神経に長期間に渡る負荷がかかっていたと考えられる。

レントゲン評価では腰椎1~5番とすべての椎間板が最終段階のD6レベルでとても慢性的だったため、腰の前弯カーブも消失しており、腰の更なる負担となっていた。

椎間板のレベルや前弯カーブの消失から見ても、かなり前から骨盤部における神経の流れの妨害(サブラクセーション)が存在し、脳が体の状態を把握していない状態が続いたことで、治癒する力が働かず悪循環に陥っていた。

椎間板の段階が最終段階のD6レベルであったために、ケアを始めた当初はなかなか変化がみられなかったが、定期的なアジャストメントにより神経が徐々に回復したことで、腰痛や下枝の痺れや麻痺の改善に繋がったと考えられる。

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