女性44歳

【来院に至った経緯】
1カ月くらい前に歯医者に行ってから頭痛が止まらなくなった。元々、頭痛持ちだったがここ最近は気にならなくなっていた。

それが歯医者で治療を受けた日の夜から頭痛が止まらなくなり、睡眠の質も悪くなった。夜22時過ぎに寝ても、夜中2時頃に目を覚ましてしまうようになった。

睡眠の質が悪くなると、今度は腰痛膝痛が出てきた。近所の整体に通ってみたが治療を受けたその日は頭痛が軽減するものの、翌朝には元に戻ってしまう。

元々、生理痛も酷くて30年くらい前から痛み止めの薬を飲んでいた。常用はしたくなかったので「あっ、痛みが強く出そうだな。」というときだけ薬を飲むようにしていた。PMS(月経前症候群)もあり、疲れやすかったり、ちょっとしたことでイライラしてしまっていた。

頭痛もまったく改善されない日々から気分も落ち込み悪循環が続いていたが、これ以上薬は飲みたくなかったのでどうしたらいいかと悩んでいるときに、10数年前に別の場所でカイロプラクティックを受けて体が軽くなったことを思い出し当院に来院された。

【初回の状態】
①上部頸椎の過緊張
②左仙腸関節の明らかな可動域制限
③腰部起立筋の緊張

【経過と内容】
初診時の状態では、左骨盤の明らかな可動域制限が見られた。症状は慢性的な頭痛が歯医者での治療をきっかけに再発。それに伴って睡眠の質が低下し、腰痛・膝痛と悪循環に陥っていた。

腰部の起立筋と後頭部の辺りは過緊張の状態だった。体表温度検査では骨盤と首の付け根が顕著に見られた。レントゲン評価では椎間板の段階はそれほど慢性的な箇所は確認されなかったが、骨盤の傾きが見られたため初期集中期では週1回のケアから開始した。

2週目(2回目のアジャストメント)の後、頭痛の頻度が明らかに減り、毎日出ていた頭痛が3日に1回くらいになった。3週目(3回目のアジャストメント)の後、頭痛はまったく出なくなり、左膝に出ていた鋭い刺すような痛みもまったく気にならなくなった。

6週目(5回目のアジャストメント)の後、後頭部の辺りにあった過緊張にも改善が見られ、睡眠の質が向上した。この頃には腰痛も気にならなくなった。

8週目(6回目のアジャストメント)には山登りをしても腰痛や膝痛はまったく問題なかった。山登りが終わったあとは全身に疲労感があったものの、一晩寝ればすっきりできるようになった。

睡眠の質が良くなったのをきっかけに体のパフォーマンスも向上し、運動を取り入れる気力も戻って来た。

現在は症状は改善していて、健康維持のため3週に1度のペースに間隔を広げてカイロプラクティック・ケアを続けている。

【考察】
今回の頭痛の問題は骨盤の傾きから首の過緊張へと繋がり負担がかかったケースが考えられる。 膝の痛みも重度の骨盤の傾きや骨盤の可動域制限により、膝関節に必要以上の負荷がかかったものと考えられる。

建物で考えると分かりやすいが、基礎(骨盤)の部分がグラつけば上階(首など)のグラつきは大きくなる。レントゲン評価では椎間板の段階はそれほど慢性的な箇所は見られなかったが、サブラクセーションによって体の情報が脳へ届いていなかったため治癒する力が働きにくくなっていた。

アジャストメントによりサブラクセーションが取り除かれ、体の情報が脳へ届いたことで頭痛や膝の痛み、睡眠の質の改善に繋がったと考えられる。PMSの症状にも改善の兆しが見えているので、体の情報を脳へ届ける事の重要さが分かる症例である。

担当:前田 一真

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