男性38歳

【来院に至った経緯】
高校生の頃から頭痛持ちで症状が酷い時には頭痛薬も効かないほどの頭が割れるような頭痛があった。頭痛の質はこめかみがズキズキしたり、ドクンドクンと脈打つような感じだったりとその日によって変わることがあったが、一番多かったのは後頭部から目の奥にかけて頭全体がギューッと締め付けられるような頭痛だった。特に低気圧の日は頭痛が強くなり、台風が来るときなどは立っていられないほどだった。大人になって少しは落ち着いたものの、仕事がバイク便なので症状が強い時にはバイクを運転するのが怖くなり、仕事を休む事も度々あった。バイクを運転する仕事なので普段から睡眠時間が短くならないように規則正しい生活を心掛けてはいるが、頭痛が酷い日の夜は眠ることもできなくなり、今度は睡眠薬を飲んだりと悪循環に陥っていた。睡眠の質から頭痛が出るのかと疑ったこともあり、マクラなどの寝具を変えたり色んなことを試したが一向に改善されず。睡眠の質が悪い影響かめまいまで出ることがあった。食事も気を付けたり、週3回は運動したりとこれまで健康には気を使ってきた。腰が痛くなることもあったが、頭痛の悩みでそれどころではなかった。このまま頭痛薬を手放せない人生は嫌だったので脳神経外科へ行き、CTやMRIなど精密検査を受けたがどこも悪くないと言われた。原因が分からず、一生頭痛薬を飲まなくてはいけないのかと諦めかけていたところ、知人に紹介され当院に来院される。

【初回の状態】
① 後頭部の過緊張と浮腫感
② 上部頸椎の明らかな温度の誤差
③ 頸部から肩にかけての硬直

【経過と内容】
初診時の状態では、後頭部の過緊張と浮腫感が確認された。温度検査では上部頸椎に明らかな温度の誤差が確認された。20年間、頭痛と戦いながら眠れない日もあったとのことだったが、その影響か首から肩にかけての硬直も確認された。レントゲン評価では椎間板の段階はそれほど慢性的なところはなかったものの、上部頸椎の反応や骨盤の傾きが確認されたので初期集中期の段階では週1回のケアから開始した。

3回目(3週目)のアジャストメントの後、首の緊張が抜けてきて眠りやすくなった。5回目(5週目)のアジャストメントの後、頭痛が気にならない日が多くなってきた。またこの頃には腰痛も一切気にならなくなっていた。7回目(7週目)のアジャストメントの後、頭痛がまったく気にならなくなり、一晩眠ると前日の疲れが取れるようになった。現在は2週間に1度のペースに間隔を広げてケアを続けている。

【考察】
今回の頭痛やめまいの原因は上部頸椎の神経圧迫によるものと考えられる。上部頸椎は脳幹にもっとも近い部位でとても重要なところである。レントゲン評価では椎間板の段階はそれほど慢性的な部分は確認されなかったが、骨盤の傾きが強く見られたため腰痛の原因にもなっていたと考えられる。また頭痛の場所が変化する場合、ホルモンバランスの乱れも考えられる。自律神経のバランスが乱れると、ホルモンバランスも乱れる。温度の誤差でも上部頸椎と骨盤部に明らかな反応があった。両方とも副交感神経支配の部位に当たる。アジャストメントによりサブラクセーションが取り除かれ、体の情報が脳へ届いたため頭痛やめまい、睡眠の質の改善に繋がったと考えられる。20年以上、続いた頭痛に解消の兆しが見えているので体の情報を脳へ届ける事の重要性が確認できる症例である。

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