日本人の成人で80%が月経前症候群(PMS)に含まれる症状で悩まされていると言われています。

一般的に月経前症候群とは、排卵後の女性ホルモンの急激な変化が関係しています。
また原因として様々なストレス、精神的な不安、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、環境の変化などといった外的要因が考えられます。

一般的な対策法として、それらの外的要因を見直し改善することが行われています。

また、一般的な治療法として、鎮痛剤や低容量ピルなどが使用され、特に低用量ピルは、人工的に作られたホルモン剤によって体内の女性ホルモンの量が一時的に増加します。
その結果、脳が「妊娠状態」や「閉経状態」と錯覚して女性ホルモンの分泌量をストップし、症状の進行が治まるというメカニズムになっています。
しかし、鎮痛剤や低用量ピルでの治療は、ただ一時的に脳が錯覚しているだけなので根本的な治療にはなりません。

ここで重要なことは、月経前症候群の対策として外的要因だけに注目するのではなく、体の内に意識を向ける事です。

なぜなら私たちの身体は常に変化しているからです。毎回その変化に対応し続けるのは大変な作業になります。
だからこそ月経前症候群の対策として体の内に意識を向けることが大切なのです。

カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考え、月経前症候群に対してアプローチしています。

カイロプラクティック的アプローチ

月経前症候群は、排卵後に分泌される女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」の急激な変動により、体の中で様々なシグナルを誘発します。

そもそも、なぜそれらの女性ホルモンの分泌量が変動するのでしょうか?
それは、脳と神経と体のサイクルに問題があるからです。

通常の排卵後は、妊娠に向けて適切な女性ホルモンが分泌されます。しかし、脳が身体の状態を把握することができなければ、適切な女性ホルモンの分泌がスムーズに行われず、月経前症候群の様々な症状が現れます。

脳と神経と身体のサイクルが正常であれば、外的要因であるストレスや不安を受けても体は交感神経のスイッチを入れることで対応しています。生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し適切にホルモン分泌の指示を出し対応してくれます。

脳と神経と身体のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところで、月経前症候群の根本改善には至りません。

そもそも月経前症候群は、身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切な体の内からのシグナルです。その大切なシグナルをただ消すのではなく、しっかりと身体の内から見つめ直していきましょう。