なんと約8割の女性が更年期に何らかの不安を感じている!

“年を取ったからしょうがない”
“女性はいつかなるものだ“
“時期が来れば治まるもの”
“女性として当たり前のこと”

なんてあなたは諦めてはいませんか?

日本では、女性の総人口の19.5%(約1200万人)が更年期障害で悩まされていると言われています。
早い人で40代~50代に発症することが多く、60代にまで及ぶこともあります。

子供がいるお母さんであれば、ちょうど子育ての時間から解放されこれからの人生を楽しみたい年代。

また、仕事をしている女性であれば、管理職に就く年齢でもあり、これから仕事でキャリアアップを目指していく年代でもあります。

ですから、女性にとって40代~50代を健康で元気に過ごし、自分らしい生き方へと大きく舵を切る時期でもあります。

そこで今回は、更年期障害とカイロプラクティックの関係性を解説していきます。

更年期には、「エストロゲン」と「プロゲステロン」のホルモン分泌量が低下することが原因と言われています。

特に閉経後数年もすると卵巣から分泌されるホルモンの量は激減し、その量は、エストロゲンで40%程度に落ち込み、プロゲステロンはなんと0%と更年期には卵巣からは全く分泌されなくなります。

女性ホルモンと「自律神経」は、どちらも同じ大脳でコントロールされているので、女性ホルモンが低下すると、その影響を受けて自律神経のバランスも乱れてきます。

一般的に、更年期障害の治療法は、薬物療法のホルモン補充療法(HRT)や抗うつ薬などがありますが、不正出血、頭痛、嘔吐、むくみ、腹痛などの副作用が問題視されています。

サプリメントを摂ることも有効ですが、そのほとんどが加工され添加物を多く含み、自然由来の原料でないことがあります。

また、食事療法で、大豆製品に含まれているイソフラボン(植物性エストロゲン)が有効であるといわれていますが、なかなか食べ物から補うことには限界があります。

このように考えてみると、更年期障害に対してどのような対策をすればいいのか分からないで悩んでいる女性が多いというのが現状です。

ここで重要なことは、更年期障害の対策として外的要因だけに注目するのではなく、体の内に意識を向ける事です。

なぜなら私たちの身体は常に変化しているからです。毎回その変化に対応し続けるのは大変な作業になります。

だからこそ更年期障害の対策として体の内に意識を向けることが大切なのです。

カイロプラクティック的アプローチ

更年期には、卵巣から女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の生産が低下します。しかし、脳は、女性ホルモンが少ないと錯覚した状態が続き、その結果、「女性ホルモンを作れ」という指令を出し続けてしまいます。その指令が神経を過敏にさせ、神経が休まる暇を与えることができなくなってしまいます。

それが原因で、交感神経が常に活動している状態になります。

交感神経が優位になり過ぎると

・筋肉の緊張 ⇒ 肩コリ、腰痛、背骨痛、慢性疲労
・心拍数の上昇  ⇒ 動悸、血圧の上昇
・消化器官の働きが低下 ⇒ 消化不良、胃痛、胃もたれ
・汗腺の活発な活動  ⇒ 大量に汗をかく(ホットフラッシュ)
・血管の収縮  ⇒ 血流の低下、冷え症、疲れやすい
・興奮状態  ⇒ イライラする、心が落ちつかない

このように、交感神経が優位になると、様々な身体のシグナルが起きてくるのです。

脳と神経と身体のサイクルが正常であれば、生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し、適切に対応してくれます。

脳と神経と身体のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところで、更年期障害の根本改善には至りません。

そもそも更年期障害は、身体が変化していることを教えてくれる大切な体の内からのシグナルです。その大切なシグナルをただ消すのではなく、しっかりと身体の内から見つめ直していきましょう。

ここで重要なのが、自律神経のバランスを考えるうえでの交感神経と副交感神経の違いです。

交感神経は、体を活動的にするために働く神経であり、“元気はつらつ”、“やる気満々”の状態にしてくれます。一方で副交感神経は、交感神経とは反対の働きをします。

交感神経が働き続けると眠ることなどができなくなりますので、今度は副交感神経が体を休めるように“ゆったり気分”、“のびのびリラックス”な状態にしてくれます。

この交感神経と副交感神経のバランスを保つためには、身体の状態や外の環境を把握する必要があります。

そこで重要なのが“脳“になります。神経を通じて様々な情報が脳へ伝達されます。その情報を処理するのが身体の司令官である脳になります。

脳は身体の状態を把握して、その環境に適応するために対処してくれています。

しかし、サブラクセーションによって神経の流れが阻害されると、正確な情報が脳に伝わらず適切な対処ができない状態になってしまいます。

更年期障害の原因は、自律神経のバランスが乱れ、環境に適応することができない状態ただだけなのです。

更年期は、ちょうど人生の折り返し。

「更年期だから」と諦めたり、不安になるのではなく、積極的に趣味や好きなことに取り組む人生を手に入れるために、カイロプラクティック・ケアで自律神経を整え、上手に乗り越えていきましょう。