全体像から正確に分析する全脊柱レントゲン評価の重要性

午前は骨盤レントゲン評価の講義を行いました。Dr.ガンステッド先生は、初めて背骨全体のレントゲン画像の撮影と分析を行ったカイロプラクターになります。です。全脊柱でレントゲンを撮影することで、問題の根本原因を特定する際に大きく役に立ちます。例えば、首や肩の問題が骨盤のバランスすの乱れから生じていることや、反対に腰や骨盤の問題が首から生じているなどのように、全体像から正確に分析することが可能になります。

レントゲン画像の評価では、正面と側面から撮影された全脊柱のレントゲン画像を使用して行います。 また、レントゲン評価は触診で得られた情報をより具体的で正確なものとしてくれます。骨の変性や椎間板の状態を視覚的に確認できるため、患者様がどのような環境でどのような生活をしてきたのか教えてくれます。姿勢の癖や、サブラクセーションがどれくらい放置されたか分析することが可能になります。レントゲン画像を評価することで、サブラクセーションの正確な位置の特定、そしてそのサブラクセーションがどの段階であるか分析しケアの計画を決めていきます。また、その他の潜在的に潜んでいる骨格上の病理的な問題点の特定にも役に立ちます。

実技練習で大事な洞察力

午後の実技練習では、受講生の8割近くが、ガンステッド・テクニックが初めての方ということで、体の使い方で戸惑う場面もありましたが、一生懸命に技術の習得に時間を費やしていました。技術の習得には、多くの時間と経験が必要になりますが、やはり1番の近道は先生からより多くの技を盗み取る洞察力だと思います。

人は多くの知識を得ると「すでに知っている」という考えが生まれてきます。その「すでに知っている」が洞察力を下げる1番の要因になります。洞察力が下がることで、視野が狭まり、毎日同じ日々を送っているような感覚になります。思い出してみてください。子供の頃は、目に映るものすべてが新鮮に見え、すべてに好奇心があり、初めて体験したことすべてに興奮していました。成長とは、子供の時のように好奇心を持ち続ける姿勢こそ1番大事なことだと思います。

また、人間はそれぞれ違う視点や洞察力を持っています。身近にいる人が同じものを見て同ことを思うとは限りません。自分一人だけの視点では、ひとつの物事から感じられる情報は限られています。実技練習でも「今どうだった?」や「このやり方はどう思う?」など、相手の人に問いかけることが重要になります。そしてなにより、「毎日いつもと違うことをすること」、「どうしたら上手くいくか?」と考えてみることで新たな視点が発見でき、本質を見抜く洞察力が磨かれるのではないでしょうか。

これから1年間受講生のみんなの成長が楽しみです。